Windows XP Service Pack 1 日本語版

マイクロソフトは Windows XP 向けに Service Pack 1 (SP1) をリリースしました。SP1 は、Windows XP ファミリーのオペレーティング システムに最新のアップデートを提供します。これらのアップデートにより、オペレーティング システムの信頼性、アプリケーションの互換性、セットアップ、およびセキュリティ上の問題が修正されます。この Service Pack には、Service Pack の開発の終了日までに Windows XP で確認されたセキュリティ上のすべての脆弱性の広範囲なテストが行われた修正プログラムが含まれています。以下のマイクロソフト セキュリティ情報の修正は SP1 に含まれています。

トピック

OS コア コンポーネント  OS コア コンポーネント

Internet Explorer 6  Internet Explorer 6

Internet Information Services 5.1  Internet Information Services 5.1

Windows Media Player  Windows Media Player

SMTP サービス  SMTP サービス

SNMP サービ  SNMP サービス

ターミナルサービス ターミナルサービス

C ランタイム  C ランタイム

UPnP UPnP

Microsoft VM Microsoft VM

別途適用が必要な修正プログラム 別途適用が必要な修正プログラム

OS コア コンポーネント

  • MS02-008 (Q318202) - XMLHTTP コントロールにより、ローカル ファイルにアクセスすることができる Windows XP SP1 に含まれるのは、 MSXML 2.6 および MSXML 3.0 用の修正プログラムです。 MSXML 4.0 をご利用のお客様は別途 MS02-008 の適用をお願いします。
  • MS02-017 (Q311967) - Multiple UNC Provider の未チェックのバッファによりコードが実行される
  • MS02-029 (Q318138) - リモート アクセス サービスの電話帳の未チェックのバッファによりコードが実行される
  • MS02-040 (Q326573) - MDAC 機能の未チェックのバッファにより、SQL Server が侵害される
  • MS02-045 (Q326830) - ネットワーク共有プロバイダの未チェックのバッファにより、サービス拒否が起こる
  • MS02-048 (Q323172) - Certificate Enrollment Control の問題により、デジタル証明書が削除される
  • MS02-060 (Q328940) - Windows XP 「ヘルプとサポート センター」 の問題によりファイルが削除される (Q328940)」に関する要約情報です。

Internet Explorer 6

Internet Explorer 6 に影響を及ぼす問題のセキュリティ修正プログラムは Windows XP Service Pack 1 に含まれています。具体的には、以下のセキュリティ情報で説明している Internet Explorer 6 の修正プログラムが Windows XP Service Pack 1 に含まれています。

  • MS01-051 (Q306121) - 不正なドットなし IP アドレスにより Web ページがイントラネット ゾーンで処理されてしまう
  • MS01-055 (Q312461) - 2001 年 11 月 13 日 Internet Explorer 用の累積的な修正プログラム
  • MS01-058 (Q313675) - 2001 年 12 月 13 日 Internet Explorer 用の累積的な修正プログラム
  • MS02-005 (Q316059) - 2002 年 2 月 11 日 Internet Explorer の累積的な修正プログラム
  • MS02-009 (Q318089) - Internet Explorer の不正な VBScript 処理により Web ページがローカル ファイルを読み取る
  • MS02-015 (Q319182) - 2002 年 3 月 28 日 Internet Explorer 用の累積的な修正プログラム
  • MS02-023 (Q321232) - 2002 年 5 月 15 日 Internet Explorer 用の累積的な修正プログラム
  • MS02-027 (Q323889) - Gopher プロトコル ハンドラの未チェックのバッファにより、攻撃者の任意のコードが実行される
  • MS02-047 (Q323759) - Internet Explorer 用の累積的な修正プログラム
  • MS02-058 (Q328676) - Outlook Express の S/MIME 解析の未チェックのバッファによりシステムが侵害される

Internet Information Services 5.1

  • MS02-018 (Q319733) - Internet Information Services 用の累積的な修正プログラム
  • MS02-053 (Q324096) - Smart HTML インタープリタでバッファオーバーランによりコードが実行される

Windows Media Player

  • MS01-029 (Q308567) - Windows Media Player .ASX プロセッサが未チェックのバッファを含む
  • MS01-056 (Q308567) - Windows Media Player の .ASF ファイル処理に、未チェックのバッファが含まれる
  • MS02-032 (Q320920) - 2002 年 6 月 26 日 Windows Media Player 用の累積的な修正プログラム

SMTP サービス

  • MS02-012 (Q313450) - 不正なデータ送信リクエストにより Windows SMTP サービスが異常終了する

SNMP サービス

  • MS02-006 (Q314147) - SNMP サービスに含まれる未チェックのバッファにより、任意のコードが実行される

ターミナルサービス

  • MS02-046 (Q327521) - TSAC ActiveX コントロールのバッファ オーバーランにより、コードが実行される
  • MS02-051 (Q324380) - RDP プロトコルの暗号の問題により、情報が漏えいされる

C ランタイム

  • MS01-060 (Q305601) - SQL Server テキスト フォーマット機能が未チェックのバッファを含む

UPnP

  • MS01-054 (Q311311) - 無効なユニバーサル プラグ アンド プレイのリクエストがシステムのオペレーションを妨害する
  • MS01-059 (Q315000) - ユニバーサル プラグ アンド プレイ (UPnP) に含まれる未チェックのバッファによりシステムが侵害される

Microsoft VM

別途適用が必要な修正プログラム

  • MS02-008 (Q318202) - XMLHTTP コントロールにより、ローカル ファイルにアクセスすることができる