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Windows PowerShell を使用した PowerPivot の構成

このリリースには、PowerPivot for SharePoint のインストールを構成するために使用できる新しい PowerShell コマンドレットが含まれています。 インストールを完全に構成するには、SharePoint コマンドレットと PowerPivot for SharePoint コマンドレットの両方を使用する必要があります。

重要な注意事項重要

SharePoint 2010 ファームの場合、PowerPivot for SharePoint または SQL Server 2012 データベース サーバーを使用する SharePoint ファームを構成する前に、SharePoint 2010 SP1 をインストールする必要があります。 サービス パックをインストールしていない場合は、サーバーの構成を始める前にインストールしてください。

PowerShell を使用して PowerPivot for SharePoint を構成する利点

Windows PowerShell スクリプト (.ps1) ファイルを作成して構成タスクを自動化できます。 この方法は、任意のサーバーで実行できるスクリプト化されたインストール手順および構成手順が必要な場合に推奨されます。 このようなスクリプトは、ハードウェア障害が発生したときにサーバーを再構築する災害復旧計画の一環として必要になる場合があります。

サーバーで PowerPivot コマンドレットの一覧を表示する

サーバーで PowerPivot コマンドレットの一覧を表示するには

  1. [管理者として実行] オプションを使用して SharePoint 管理シェルを開きます。

  2. 次のコマンドを入力します。

    Get-help *powerpivot*
    

    コマンドレット名に PowerPivot を含むコマンドレットの一覧が表示されます。 たとえば、Get-PowerPivotServiceApplication があります。 使用できるコマンドレットの数は、使用している Analysis Services のバージョンによって異なります。

    • SharePoint モード用に構成された SQL Server 2012 SP1 Analysis Services サーバーおよび SharePoint 2013 では、10 個のコマンドレットを使用できます。 2012 SP1 バージョンは、分析サーバーを SharePoint ファームの外側で実行するための新しいアーキテクチャを使用します。 新しいアーキテクチャと、いくつかの管理用 Windows PowerShell コマンドレットが必要です。

    • SharePoint モード用に構成された SQL Server 2012 SP1 Analysis Services サーバーおよび SharePoint 2010 では、17 個のコマンドレットを使用できます。

    コマンドの一覧については、「PowerShell リファレンス (PowerPivot for SharePoint)」を参照してください。

    返された一覧にコマンドがない場合、または「get-help could not find *powerpivot* in a help file in this session.」と同様のエラー メッセージが表示された場合は、このトピックの次のセクションの「サーバーで PowerPivot コマンドレットを有効にする」を参照してください。

    すべてのコマンドレットに、オンライン ヘルプが用意されています。 New-PowerPivotServiceApplication コマンドレットのオンライン ヘルプを表示する方法を次の例に示します。

    Get-help new-powerpivotserviceapplication -full
    

    また、例のみを表示するには、次の構文を使用します。

    Get-help new-powerpivotserviceapplication -example
    

サーバーで PowerPivot コマンドレットを有効にする

PowerPivot コマンドレットは、PowerPivot for SharePoint のインストールとファーム ソリューションの配置が完了した後で利用できるようになります。 ソリューションは、PowerPivot 構成ツールを実行すると配置されます。 コマンドレットの使用を有効にするには、次の手順を実行します。

  1. [管理者として実行] オプションを使用して SharePoint 管理シェルを開きます。

  2. 最初のコマンドレットを実行します。

    Add-SPSolution –LiteralPath “C:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\Tools\PowerPivotTools\ConfigurationTool\Resources\PowerPivotFarm.wsp”
    

    コマンドレットにより、ソリューション名、ソリューション ID、および Deployed=False が返されます。 次の手順では、ソリューションを配置します。

  3. 2 番目のコマンドレットを実行してソリューションを配置します。

    Install-SPSolution –Identity PowerPivotFarm.wsp –GACDeployment -Force
    
  4. [SharePoint 管理シェル] ウィンドウを閉じます。 [管理者として実行] を使用してもう一度ウィンドウを開きます。

  5. これで PowerPivot のコマンドレットが利用できます。

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