表形式モードでの Analysis Services のインストール

新しい表形式のモデリング機能を使用して Analysis Services をインストールする場合、この種類のモデルを使用できるサーバー モードで Analysis Services をインストールする必要があります。 そのサーバー モードは "表形式" であり、インストール時に構成されます。

このモードでサーバーをインストールすると、表形式モデル デザイナーで作成したホスト ソリューションで使用できます。 ネットワーク上で表形式のモデル データにアクセスする場合は、表形式モードのサーバーが必要です。

表形式モードは、インストール ウィザードまたはコマンド ライン セットアップで指定できます。 以下のセクションでは、各方法について説明します。

インストール ウィザード

Analysis Services を表形式モードでインストールする場合に使用する SQL Server インストール ウィザードのページを次の一覧に示します。

  1. セットアップの機能ツリーで [Analysis Services] をクリックします。 必要に応じて、[SQL Server データ ツール] を選択して表形式モデル デザイナーをインストールに含めます。

    Analysis Services を示すセットアップの機能ツリー

  2. [Analysis Services の構成] ページで、[表形式モード] をクリックします。

    セットアップ ページと Analysis Services 構成オプション

表形式モードでは xVelocity メモリ内分析エンジン (VertiPaq) を使用します。このエンジンは Analysis Services に配置する表形式モデルの既定のストレージです。 サーバーに表形式モデル ソリューションを配置すると、表形式ソリューションを構成する際に、メモリ負荷の高いストレージの代わりに DirectQuery ディスク ストレージを使用することもできます。

コマンド ライン セットアップ

SQL Server セットアップにはサーバー モードを指定する新しいパラメーター (ASSERVERMODE) があります。 次の例は、Analysis Services を表形式サーバー モードでインストールするコマンド ライン セットアップを示しています。

Setup.exe /q /IAcceptSQLServerLicenseTerms /ACTION=install /FEATURES=AS /ASSERVERMODE=TABULAR /INSTANCENAME=ASTabular /INDICATEPROGRESS 
/ASSVCACCOUNT=<DomainName\UserName> /ASSVCPASSWORD=<StrongPassword> /ASSYSADMINACCOUNTS=<DomainName\UserName> 

INSTANCENAME は 17 文字未満にする必要があります。

プレースホルダー アカウント値はすべて、有効なアカウントおよびパスワードに置き換える必要があります。

SQL Server Management Studio や SQL Server データ ツール (SSDT) などのツールは、提供されているコマンド ライン構文の例ではインストールされません。 機能の追加の詳細については、「コマンド プロンプトからの SQL Server 2012 のインストール」を参照してください。

ASSERVERMODE では、大文字と小文字が区別されます。 値はすべて大文字で指定する必要があります。 次の表に、ASSERVERMODE の有効な値を示します。

説明

MULTIDIMENSIONAL

これは既定値です。 ASSERVERMODE を設定しない場合、サーバーは多次元サーバー モードでインストールされます。

POWERPIVOT

この値は省略可能です。 実際には、ROLE パラメーターを設定した場合、サーバー モードは自動的に 1 に設定され、PowerPivot for SharePoint のインストール時に ASSERVERMODE が省略可能になります。 詳細については、「コマンド プロンプトからの PowerPivot のインストール」を参照してください。

TABULAR

コマンド ライン セットアップを使用して Analysis Services を表形式モードでインストールする場合、この値は必須です。

関連項目

概念

Analysis Services インスタンスのサーバー モードの決定

表形式モデルのデータベースの In-Memory または DirectQuery アクセスの構成

テーブル モデリング (SSAS テーブル)