旧バージョンとの互換性 (StreamInsight)
StreamInsight 1.2
このトピックでは、最新バージョンの StreamInsight で紹介された動作変更および重大な変更について説明します。StreamInsight のこれらの変更により、StreamInsight アプリケーションの更新が必要になる場合があります。
既知の問題の詳細については、「リリース ノート (StreamInsight)」を参照してください。このリリースの新機能の詳細については、「新機能 (StreamInsight)」を参照してください。
新しいクエリの状態
前に QueryState.Suspended として指定されていたクエリの状態は、QueryState.Completed になりました。
QueryState.Suspended は、システムの停止前に実行状態であった回復性クエリを記述するようになりました。
さらに、新しいクエリの状態が追加されました。クエリの状態の一覧については、「StreamInsight サーバーおよびクエリの監視」を参照してください。
DateTimeKind.Utc が必要
DateTimeKind.Local のあるタイムスタンプは、ウィンドウの配置パラメーターでサポートされなくなりました。タイムスタンプには DateTimeKind.Utc が必要です。
SQL Server Compact の最新バージョンが必要
StreamInsight では、Microsoft SQL Server Compact 3.5 Service Pack 2 の Cumulative Update 4 以上が必要です。メタデータを保持、またはチェックポイントを使用するには、SQL Server Compact をインストールする必要があります。
診断ビューを削除
診断ビュー cep:/Server/Scheduler が削除されました。
エッジ イベントに対する入力制約の強化
エッジ入力アダプターでは、エッジ終了イベントが対応するエッジ開始イベントを超える値のタイムスタンプを持つことが強制されるようになりました。
Event Flow Debugger とトレース
StreamInsight 1.2 によってキャプチャされたトレースは、StreamInsight 1.2 に付属の Event Flow Debugger にのみ読み込むことができます。
さらにバージョン 1.2 の Event Flow Debugger では、StreamInsight の以前のバージョンでキャプチャされたトレースを開くことはできません。