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System Center 2012 - Service Manager のワークフローの構成

 

対象: System Center 2012 SP1 - Service Manager、System Center 2012 R2 Service Manager、System Center 2012 - Service Manager

System Center 2012 – Service Managerでのワークフローとは、ビジネス プロセスを自動化する一連の活動のことです。 たとえば、ワークフローにより、さまざまな変更が発生したときにインシデントを更新できます。 また、必要な構成管理にコンピューターが非対応となった場合に自動的にインシデントを作成することも可能です。 ワークフローを作成するときは、どのような状況でいつワークフローが実行されるかを定義します。 たとえば、印刷の問題に関係のあるインシデントの優先度が "低" から "高" に変更されると常にサポート層の設定を 1 から 2 に自動的に変更するワークフローを作成します。 ワークフローにある活動は、テンプレートを適用することによって機能します。 この場合、サポート層の設定を 1 から 2 に変更するインシデント テンプレートが事前に作成されている必要があります。

ワークフローの 1 つの構成を使用して、複数のワークフローを作成できます。 ワークフローの条件を有効にしたり無効にしたりできます。 あるルールが無効になっても、残りのルールによってワークフローが実行されます。 ワークフローを完全に無効にする場合は、ワークフローを実行するすべてのルールを無効にする必要があります。

ワークフローの成功または失敗の結果は、 Service Managerによって保持され、ユーザーが表示することができます。 この結果は、次の 2 つのビューで見ることができます。 [すべての結果 ] ビューには、成功したインスタンスと失敗したインスタンスがすべて表示され、[ エラー ] ビューには、失敗したインスタンスのみが表示されます。 [ すべての結果 ] ビューでは、各インスタンスのログと関連オブジェクトを見ることができます。 ログを表示して、ワークフローの実行時に発生したイベントを調べることができます。 関連オブジェクトを表示すると、このワークフローが実行されたフォームが示されます。 [ エラー ] ビューには、最近の 250 個のインスタンスのみが表示されます。 失敗したインスタンスを表示しているときに、[ 成功 ] ビューにある同じオプションを使用して、ログと関連オブジェクトを見ることができます。 さらに、[ エラー ] ビューには、[ 再試行 ] と [ 無視] のオプションがあります。 [ 再試行 ] を選択すると、同じパラメーターを使用してワークフローが再度実行され、このインスタンスがビューから削除されます。 [ 無視 ] を選択すると、このインスタンスがビューから削除されます。

ワークフローの構成に関するトピック

その他の参考資料