System Center 2012 - App Controller のプライバシーに関する声明

適用対象: System Center 2012 - App Controller, System Center 2012 SP1 - App Controller

Microsoft Corporation (以下、「マイクロソフト」といいます) では、お客様のパーソナル コンピューティングに求められるパフォーマンス、パワー、便利さを備えた製品をお届けすると同時に、お客様のプライバシー保護に努めています。 このプライバシーに関する声明 (以下「本声明」) では、System Center 2012 の App Controller (以下「App Controller」) ソフトウェアによるデータの収集と利用方法について説明します。 この声明は、マイクロソフトのオンラインまたはオフラインの他のサイト、製品、およびサービスには適用されません。

App Controller は Windows Server 上で動作し、アプリケーションの所有者がサービスを簡単に構成、デプロイ、および管理できる、プライベート クラウドとパブリック クラウドに共通したセルフサービス環境を確立します。 App Controller をインストールすると、アプリケーションの所有者が Web ベースのインターフェイスを活用して、組織における各自の役割に応じてリソースをカスタマイズして表示し、サーバーではなくサービスの管理に焦点に注力することができます。 アプリケーション所有者は、プライベート クラウドとパブリック クラウドにおける各自のサービスを表示および管理し、各層の機能を緻密に制御できます。

個人情報の収集と使用

お客様から収集した情報は、マイクロソフトおよびその関連会社が、お客様が使用している機能を可能にするため、およびお客様から要求または承認されたサービスや業務を遂行するために使用します。 また、マイクロソフトの製品とサービスを分析および改善する目的で使用する場合があります。

マイクロソフトでは、登録完了通知、請求通知、サービスの技術的な問題に関する情報、セキュリティ情報など、サービスの提供に不可欠な情報をお送りする場合があります。 マイクロソフトの一部のサービスでは、サービスの一環として、メンバーのお客様に定期的にレターを送付する場合があります。 また、お客様にご意見ご感想を伺ったり、アンケート調査をお願いしたり、マイクロソフトおよびその関連会社の製品やサービスのご案内などを送付したりする場合もあります。

お客様と一貫性のある個別化したコミュニケーションを図るために、特定のサービスで収集した情報を、マイクロソフトの他のサービスで収集した情報と組み合わせて使用することがあります。 マイクロソフトが収集した情報に他社から入手した情報を補足することもあります。 たとえば、地域に応じてサービスをカスタマイズするために、他社のサービスを利用して IP アドレスからおおよその地域を判定することがあります。

この声明に記載されている場合を除き、お客様から提供される個人情報がお客様の同意なく第三者に転送されることはありません。 マイクロソフトは、パッケージング、購入製品の配送やメールの配信、製品やサービスに関する問い合わせへの回答、イベントへの参加登録、サービスに関する統計分析の実施など、限定した範囲でサービスの提供を他社に委託する場合があります。 その場合、これらサービス提供に必要な個人情報のみをその会社に提供します。情報の提供を受けた会社が他の目的に個人情報を使用することは禁じられています。

マイクロソフトは、次の場合に、お客様の通信内容など、お客様に関する情報にアクセスまたはこれを開示することがあります。 (a) 法規を順守するため、または法的な要請や手続きに対処するため、(b) 弊社の契約またはお客様のサービス使用を定めたポリシーの執行を含み、Microsoft または弊社顧客の権利や資産を保護するため、(c) Microsoft 従業員、お客様、または一般市民の個人的安全を保護するために、このようなアクセスや開示が必要であると信じられるため。 また、合併や資産売却などの企業間取引に伴い、個人情報を開示することもあります。

App Controller で収集され、マイクロソフトに送信された個人情報は、マイクロソフト、その関連会社、子会社、またはサービス プロバイダーの施設が設備を有している米国またはその他の国々で、保管および処理されることがあります。 マイクロソフトは、米国商務省が発表した、欧州連合 (EU)、欧州経済地域、およびスイスからのデータの収集、使用、保管に関する Safe Harbor 規制に準拠しています。

お客様のコンピューターに関する情報の収集と使用

インターネット機能が有効なソフトウェアをお客様が使用すると、お客様のコンピューターに関する情報 (「標準コンピューター情報」) が、お客様が閲覧した Web サイトやお客様が使用したオンライン サービスに送信されます。 マイクロソフトは、標準コンピューター情報を使用して、お客様にインターネット通信が可能なサービスを提供し、当社の製品やサービスの改善、および統計分析を行います。 一般的な標準コンピューター情報は、お客様のコンピューターの IP アドレス、オペレーティング システムのバージョン、ブラウザーのバージョン、地域および言語設定などの情報です。 場合によっては、デバイスの製造元を示すハードウェア ID や、デバイス名、バージョンなども標準コンピューター情報と見なされます。 特定の機能やサービスがマイクロソフトに情報を送信するときは、標準コンピューター情報も送信されます。

本声明にある App Controller の各機能に関するプライバシーの詳細部分では、その他に収集される情報と、それらの情報の用途を説明しています。

個人情報のセキュリティ

マイクロソフトは、お客様の個人情報の保護に努めています。 セキュリティに関するさまざまな技術と手段を駆使して、承認されていないアクセス、使用、または開示からお客様の個人情報を保護しています。 たとえば、お客様が入力した情報は、管理の行き届いた施設に設置され、アクセスが制限されているコンピューター上に保管されます。

プライバシーに関する声明の変更

マイクロソフトでは、マイクロソフトの製品およびサービスの変更や顧客ユーザーのフィードバックを反映するために、本声明を随時更新していく予定です。 マイクロソフトが本声明の改訂版を掲載するときは、声明の冒頭にある "最終更新日" も更新します。 本声明、またはマイクロソフトによるお客様の個人情報の使用方法に変更を加える場合には、このような変更を実施する前に、変更点をお客様の目に触れやすい形式で掲載するか、お客様のお手元に直接送信します。 マイクロソフトがお客様の情報をどのように保護しているかをご理解いただくため、この声明を定期的に確認されることをお勧めします。

詳細情報

マイクロソフトでは、この声明に関するお客様のご意見をお待ちしています。 本声明についてご質問がある場合や、マイクロソフトが本声明を遵守していないとお考えの場合は、SCACPriv@microsoft.com までお問い合わせください。または、下記までご連絡ください。

System Center 2012 - App Controller Privacy
Microsoft Corporation
One Microsoft Way
Redmond, Washington 98052 USA

個別の機能

以降では、次の各機能について説明します。

Windows Azure の管理

この機能の概要:

App Controller を使用すると、Windows Azure の構成ファイル、パッケージ ファイル、バーチャル ハード ドライブを内部設置型の Windows Server から Windows Azure にアップロードできます。 App Controller を使用して Windows Azure にアップロードされるコンテンツには、Windows Azure サービスの利用規約およびプライバシーに関する声明 (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=236391) が適用されます。

情報の収集、処理、および譲渡:

App Controller で個別にユーザー情報が収集されることはありません。

情報の使用:

該当なし。

参加/不参加の選択:

Windows Azure へのコンテンツのアップロードを希望しない場合は、この機能を使用しないでください。

Windows Azure の証明書管理

この機能の概要:

App Controller は Windows Azure の管理証明書を使用して、Windows Azure サービス管理 REST API に対する要求を認証します。 App Controller では、証明書 (.pfx 証明書ファイル) とそのパスワードが暗号化され、App Controller データベースに保管されます。

情報の収集、処理、および譲渡:

App Controller で個別にユーザー情報が収集されることはありません。 この情報はマイクロソフトには一切送信されません。

情報の使用:

該当なし。

参加/不参加の選択:

証明書とパスワードをこの方法で認証または保管しない場合は、この機能を使用しないでください。

App Controller のユーザー アカウント管理

この機能の概要:

App Controller では、ユーザーのロールを管理し、Windows Azure アカウントへのアクセスを制御します。 ドメイン ユーザーを App Controller のロールに追加し、管理者がセットアップした所定の Windows Azure サブスクリプション アカウントへのアクセス権を割り当てることができます。

情報の収集、処理、および譲渡:

ドメイン アカウントに関連付けられているセキュリティ ID は、ユーザーのコンピューター上の App Controller データベースに保存されます。 App Controller はユーザー名を取得し、Active Directory に照らしてパスワードを検証します。 ユーザー名またはパスワードは App Controller では保存されません。 この情報はマイクロソフトには一切送信されません。

情報の使用:

なし。

参加/不参加の選択:

この情報のコンピューターへの保存を希望しない場合は、App Controller を使用しないでください。

App Controller のユーザー アカウントのキャッシュ

この機能の概要:

App Controller では、現在ログオンしているユーザーの資格情報を暗号化し、その資格情報をブラウザーのセッション Cookie に保存します。 これにより、ユーザー名やパスワードを再入力しなくてもブラウザー セッションを更新できます。 これらの Cookie は一時的に保管され、ユーザーのログオフ時またはブラウザーの終了時には削除されます。

情報の収集、処理、および譲渡:

App Controller で個別にユーザー情報が収集されることはありません。 この情報はマイクロソフトには一切送信されません。

情報の使用:

なし。

参加/不参加の選択:

この情報の Cookie への保存を希望しない場合は、App Controller を使用しないでください。

App Controller 管理者による監査

この機能の概要:

App Controller では、App Controller 管理者が、ユーザー全員が所有するオブジェクトと、ユーザー全員が実行したタスクを表示できます。

情報の収集、処理、および譲渡:

この情報はマイクロソフトには一切送信されません。

情報の使用:

なし。

参加/不参加の選択:

この情報を管理者と共有することをユーザーが希望しない場合は、App Controller を使用しないでください。

カスタマー エクスペリエンス向上プログラム (CEIP)

この機能の概要:

カスタマー エクスペリエンス向上プログラム (CEIP) は、お使いのコンピューターのハードウェア構成とマイクロソフトのソフトウェアおよびサービスの使用方法について情報を収集し、傾向や使用パターンを分析するためのプログラムです。 CEIP は、発生したエラーの種類と回数、ソフトウェアとハードウェアのパフォーマンス、およびサービスの速度についても収集します。お客様の氏名、住所またはその他の個人情報は収集しません。

情報の収集、処理、および譲渡:

CEIP によって収集、処理、または送信される情報については、CEIP のプライバシーに関する声明 (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=236393) を参照してください。

情報の使用:

このプログラムによって収集された情報は、App Controller を含むマイクロソフトのソフトウェアやサービスの品質、信頼性、およびパフォーマンスを向上するために使用されます。

参加/不参加の選択:

セットアップ時に、CEIP に参加するかどうかを選択するオプションが表示されます。 参加を選択した後で、参加を中止されたい場合は、次の操作でいつでも CEIP をオフにできます。

  1. Windows PowerShell ウィンドウを開きます。

  2. Set-AdminSetting CEIPEnabled 0 コマンドを実行します。

Microsoft エラー報告

この機能の概要:

Microsoft エラー報告は、お客様が App Controller で発生した問題をマイクロソフトに報告し、このような問題の回避や解決に役立つ情報を受信できるサービスを提供します。

情報の収集、処理、および譲渡:

Microsoft エラー報告により収集、処理、または転送される情報の詳細については、Microsoft エラー報告のプライバシーに関する声明 (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=236394) を参照してください。

情報の使用:

エラー報告によって収集されたデータは、お客様の問題の解決と、App Controller を含むマイクロソフトのソフトウェアやサービスの向上のために使用されます。

参加/不参加の選択:

エラー報告は、オペレーティング システムによって構成されます。 エラー報告はいつでも無効にできます。無効にするには、コマンド ラインの reg add "HKLM\Software\Policies\Microsoft\ Windows\Windows Error Reporting" /v Disabled /t REG_DWORD /d 1 /f を使用します。または、レジストリで HKLM\Software\Policies\Microsoft\ Windows\Windows Error Reporting\Disabled (DWORD) を作成するか、値を「1」に設定します。

重要な情報

エンタープライズのお客様は、グループ ポリシーを使用して、Microsoft エラー報告がコンピューター上でどのように機能するかを構成できます。 構成オプションには、Microsoft エラー報告を無効にするための機能が含まれています。 お客様が管理者で、Microsoft エラー報告のグループ ポリシーを構成する場合は、グループ ポリシー オブジェクトを使って構成できます。 構成するには、[管理者用テンプレート][インターネット通信の管理][インターネット通信の設定]の順に選択し、[Windows カスタマー エクスペリエンス向上プログラムをオフにする] を有効にします。

Microsoft Update

この機能の概要:

Microsoft Update は、Windows ソフトウェアおよびその他の Microsoft ソフトウェアのソフトウェア更新プログラムをお届けするサービスです。

情報の収集、処理、および譲渡:

収集される情報の種類とその利用方法の詳細については、「Update サービスの個人情報保護方針 (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=236392)」を参照してください。

情報の使用:

収集される情報の種類とその利用方法の詳細については、「Update サービスの個人情報保護方針 (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=236392)」を参照してください。

参加/不参加の選択:

セットアップ時に、Microsoft Update を無効にするかどうかを選択するオプションが表示されます。 Windows Server にインストールされている別のマイクロソフト製品またはサービスに対してこの機能を既に有効にしてある場合は、App Controller に対しても既定で有効になります。 App Controller の初回のライセンス認証時に、この機能を無効にするオプションは提示されません。 ただし、次の手順でいつでもこの機能のオンとオフを切り替えることができます。

  1. [コントロール パネル] を開き、[システムとセキュリティ] をクリックします。[Windows Update] をクリックし、[設定の変更] を選択します。

  2. [Microsoft Update] のチェック ボックスをオフにします。

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For additional resources, see Information and Support for System Center 2012.

Tip: Use this query to find online documentation in the TechNet Library for System Center 2012. For instructions and examples, see Search the System Center 2012 Documentation Library.
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