SharePoint Server 2013 で埋め込みデータ接続を使用して Excel Services のデータ更新を構成する

 

適用先:SharePoint Server 2013

トピックの最終更新日:2013-12-18

概要: 外部データ更新に対して Secure Store ターゲット アプリケーションを使用するように Excel Services を構成します。

SharePoint Server 2013 の Excel Services では、以下の 3 つの方法で Secure Store Service を使用して外部データに接続できます。

Excel Services データ アクセスで埋め込みデータ接続を使用するように構成するには、以下のプロセスを使用します。

  1. データ アクセス アカウントを構成する

  2. Secure Store ターゲット アプリケーションを作成する

  3. 埋め込みデータ接続を使用するようにブックを構成する

Excel ブックの接続先データ ソースへのアクセスを許可できるアカウントが必要です。このアカウントには、データ ソースの要求に従って Windows Active Directory アカウント、SQL Server ログオン、またはその他の一連の資格情報を使用できます。アカウントは Secure Store に保存されます。

アカウントを作成したら、次にそのアカウントに、必要なデータへの読み取りアクセスを許可します (この記事では、Active Directory アカウントで SQL Server データベースにアクセスする例を使用します。SQL Server 以外のデータ ソースを使用する場合は、使用するデータ ソースに関する手順を参照し、データ アクセス アカウント用のデータ読み取りアクセス許可を使用してログオンを作成します)。

次の手順に従って SQL Server ログオンを作成し、データベースへの読み取りアクセスを許可します。

データ アクセス アカウントの SQL Server ログオンを作成するには
  1. SQL Server Management Studio で、データベース エンジンに接続します。

  2. オブジェクト エクスプローラーで、[セキュリティ] を展開します。

  3. [ログイン] を右クリックし、[新しいログイン] をクリックします。

  4. [ログイン名] ボックスに、データ アクセス用に作成した Active Directory アカウントの名前を入力します。

  5. [ページの選択] セクションで [ユーザー マッピング] をクリックします。

  6. アクセスできるようにするデータベースの [マップ] チェック ボックスをオンにして、[<database> のデータベース ロール メンバーシップ] で [db_datareader] チェック ボックスをオンにします。

  7. [OK] をクリックします。

これでデータ アクセス アカウントが作成されました。作成したアカウントは、データ ソースにアクセスできます。次の手順では、Secure Store ターゲット アプリケーションを作成します。

データ アクセス用に作成した資格情報が含まれる Secure Store にターゲット アプリケーションを作成する必要があります。その後、このターゲット アプリケーションを、データ接続された Excel ブックに指定できます。このターゲットアプリケーションは、ブック内のデータが更新されるときに Excel Services によって使用されます。

ターゲット アプリケーションを作成するとき、どのユーザーが Secure Store に保存されている資格情報を使用できるようにするかを指定する必要があります。ユーザーを個別に指定することも、Active Directory グループを使用することもできますが、管理しやすいように Active Directory グループを使用することをお勧めします。

メモメモ:
ターゲット アプリケーションで指定するユーザーは、保存されている資格情報に直接アクセスすることはできません。代わりに、Excel Services がユーザーに代わって資格情報を使用し、このターゲット アプリケーションを指定するデータ接続ブックのデータを更新します。

以下の手順を使用して、Secure Store ターゲット アプリケーションを作成します。

ターゲット アプリケーションを作成するには
  1. サーバーの全体管理のホーム ページの [アプリケーション構成の管理] セクションで、[サービス アプリケーションの管理] をクリックします。

  2. [Secure Store Service アプリケーション] をクリックします。

  3. リボンの [新規] をクリックします。

  4. [ターゲット アプリケーション ID] ボックスに、このターゲット アプリケーションの一意の ID (ExcelServicesDataAccess など) を入力します。

  5. [表示名] ボックスに、フレンドリ名または簡単な説明を入力します。

  6. [連絡先の電子メール] ボックスに、このターゲット アプリケーションの連絡先の電子メール アドレスを入力します。

  7. [ターゲット アプリケーションの種類] ドロップダウン リストで、[グループ] を選択します。

  8. [次へ] をクリックします。

  9. Windows 資格情報を使用している場合は、[資格情報フィールド] ページの既定の資格情報フィールドを使用します。Windows 資格情報以外の資格情報を使用している場合は、使用している資格情報に合わせて [フィールドの種類] ドロップダウン リストを変更します。[次へ] をクリックします。

  10. [メンバーシップの設定を指定します] ページで、次の操作を行います。

    • [ターゲット アプリケーションの管理者] ボックスに、このターゲット アプリケーションを管理するユーザーのアカウントを入力します。

      メモメモ:
      複数のユーザーまたは Active Directory グループを指定できます。
    • [メンバー] ボックスに、データを更新できるようにするユーザーを入力します。

      メモメモ:
      複数のユーザーまたは Active Directory グループを指定できます。
  11. [OK] をクリックします。

以下の手順を使用して、ターゲット アプリケーションに資格情報を設定します。

ターゲット アプリケーションの資格情報を設定するには
  1. [Secure Store Service アプリケーション] ページの [ターゲット アプリケーション ID] 列で、作成したターゲット アプリケーションをポイントし、表示される矢印をクリックして、[資格情報の設定] をクリックします。

  2. データベース アクセス アカウントのユーザー名とパスワードを入力します。

  3. [OK] をクリックします。

ターゲット アプリケーションの資格情報を設定したら、ターゲット アプリケーションが使用できるようになります。次の手順では、このターゲット アプリケーションを、データ接続された Excel ブックの Excel Services 認証設定に指定します。

ブックを SharePoint Server 2013 に発行する前に、ブックの Excel Services 認証設定を構成する必要があります。これにより、ブックで Secure Store ターゲット アプリケーションを使用して、Excel Services を使用して表示されるデータを更新できます。以下の手順を使用して、認証設定を構成します。

Excel Services の認証設定を構成するには
  1. データ接続された Excel ブックの [データ] タブで、[接続] をクリックします。

  2. [ブックの接続] ダイアログ ボックスで、更新するデータ接続を選択し、[プロパティ] をクリックします。

  3. [接続のプロパティ] ダイアログ ボックスの [定義] タブで、[認証の設定] をクリックします。

  4. [Excel Services の認証の設定] ダイアログ ボックスで [保存したアカウントを使用する] オプションを選択し、テキスト ボックスにターゲット アプリケーションのアプリケーション ID を入力して、[OK] をクリックします。

    メモメモ:
    Excel 2010 を使用している場合は、[SSS] オプションを選択します。
  5. [接続のプロパティ] ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックします。

    メモメモ:
    外部接続ファイルへのリンクが削除されるという警告が表示された場合は、[はい] をクリックします。
  6. [ブックの接続] ダイアログ ボックスで、[閉じる] をクリックします。

Excel Services 認証設定にターゲット アプリケーションが指定されると、ブックが SharePoint Server 2013 に発行された後に、Excel Services は、そのターゲット アプリケーションに関連付けられた資格情報を使用してブック内のデータを更新します。

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