Configuration Manager の Package Conversion Manager の計画

テスト環境に、Configuration Manager 2007 パッケージのすべてを効率よく分析および変換するためのリソース、アクセス許可、アーキテクチャがあり、Configuration Manager アプリケーションをテストする場合は、テスト環境ですべての作業を実行することができます。 作業の完了後、変換されたアプリケーションをテスト環境からエクスポートして、実稼働環境にインポートすることができます。 この場合、パッケージ変換計画の手順は、次と同様になるでしょう。

1. 変換するパッケージを選択します。

2. 変換するパッケージを Package Conversion Manager テスト環境に移行します。

3. パッケージの変換準備をします。

4. テスト パッケージを選択します。

5. テスト パッケージの分析、調査、および変換を行います。

6. 変換されたアプリケーションをテストします。

7. 残存する (テストしていない) パッケージの分析と変換を行います。

8. アプリケーションをテスト環境からエクスポートしてから、実稼働環境にインポートします。

テスト環境に、Configuration Manager 2007 パッケージのすべてを分析および変換するためのリソース、アクセス許可、アーキテクチャがなく、System Center 2012 Configuration Manager アプリケーションのすべてをテストする場合は、その環境で、テスト パッケージのみの分析、調査、変換、およびテストを行います。 そして、残存するテスト パッケージを実稼働環境に移行して、分析と変換を行います。 この場合、パッケージ変換計画の手順は、次と同様になるでしょう。

1. 変換するパッケージを選択します。

2. テスト パッケージを選択します。

3. テスト パッケージをテスト環境に移行します。

4. テスト パッケージの変換準備をします。

5. テスト パッケージの分析、調査、および変換を行います。

6. 変換されたアプリケーションをテストします。

7. テスト アプリケーションをテスト環境からエクスポートしてから、実稼働環境にインポートします。

8. 残存するパッケージを実稼働環境に移行して、変換準備をします。

9. 実稼働環境で、残存するパッケージの分析、調査、および変換を行います。

10. 残存するアプリケーションを実稼働環境にリリースします。

すべてのパッケージが、アプリケーションへの変換に適しているわけではありません。 パッケージを変換する前に、変換しないパッケージを特定して、Configuration Manager コンソールの別のフォルダーに移動します。

アプリケーションに変換するのに最適なパッケージの種類は、ユーザー インターフェイスを含むものです。たとえば、

• Windows Update ファイル: .msi および .msu。

• Microsoft Application Virtualization (App-V) プログラム。

• Windows 実行可能ファイル: .exe

パッケージのままにするのが最適で、アプリケーションに変換しないパッケージの種類。

• スクリプトやバックアップ ユーティリティなどの、システム メンテナンス ツール。

• 寿命のパッケージ。

ヒント
Configuration Manager コンソールにパッケージ フォルダーを作成するには Configuration Manager コンソールで、[パッケージ] を右クリックします。 [フォルダー] を右クリックして、[フォルダーの作成] をクリックします。 フォルダー名を、たとえは「変換しない」などと入力します。 [OK] をクリックします��

変換する各パッケージが、次の条件に合うか確認します。

• ソース ファイルに指定されている場所が、完全な UNC パス (\\Server\Volume\File など) である。

• Windows Update ファイル、.msi および .msu、1 つの一意の 製品識別ろけーたー (PID) のみの使用。

3 つの方法を使用して、パッケージを分析することができます。

• 個別:分析が必要なパッケージが 1 つのみの場合は、Package Conversion Manager の Configuration Manager を使用することができます。 詳細については、「Package Conversion Manager でパッケージを分析および変換する方法」をご覧ください。

• 小さいグループ:分析が必要なパッケージが小さいグループの場合は、Package Conversion Manager コンソールの Configuration Manager を使用することができます。 詳細については、「Package Conversion Manager でパッケージを分析および変換する方法」をご覧ください。

• 大きいグループ (一括分析):多数のパッケージからなるグループを分析する必要がある場合は、Package Conversion Manager のスケジュールされた分析機能を使用します。 詳細については、「Package Conversion Manager のスケジュールされた分析 (一括分析) の使用方法」をご覧ください。

テスト パッケージを分析した後、準備状態が [手動] または [エラー] となっているパッケージを調査します。 その状態の理由を判断します。 準備状態が [手動] または [エラー] となる一般的な原因には、たとえば以下があります。

• パッケージに、アプリケーションの展開の種類で検出方法の作成に必要な情報が含まれていない。

• パッケージに、コレクションをグローバル条件と要件の変換するのに必要な情報が含まれていない。

• パッケージに複数のプログラムが含まれている。

• パッケージが、アプリケーションに変換されていない別のパッケージに依存している。

また、Also, エラー メッセージと Package Conversion Manager エラー メッセージのテクニカル リファレンス の修正を確認して、操作、問題、そして PCMTrace.log が生成するエラーについては、ログ ファイル Package Conversion Manager を確認してください。 詳細については、「Configuration Manager のパッケージ変換マネージャーのトラブルシューティング」をご覧ください。

パッケージの変換方法については、「Package Conversion Manager でパッケージを分析および変換する方法」を参照してください。