Microsoft Dynamics CRM サーバーのインストール

[アーティクル]
02/23/2018

公開日: 2017年1月

対象: Dynamics 365 (on-premises)、Dynamics CRM 2016

このセクションでは、Microsoft Dynamics CRM が未インストールのコンピューターに Microsoft Dynamics CRM Server 2016 をインストールする手順について説明します。

Microsoft Dynamics CRM Server をインストールする

必要な計画が完了し、ハードウェアおよびソフトウェアの必須コンポーネントがインストール済みで実行されていることを確認します。詳細:設置型 Dynamics 365 の計画
Microsoft Dynamics CRM Server 2016セットアップを実行するための適切なアクセス許可を持っていることを確認します。詳細:Microsoft Dynamics CRM のセットアップ、およびサービスのために最小限必要なアクセス許可
Microsoft Dynamics CRM Server 2016セットアップを実行します。
Microsoft SQL Server Reporting Services が実装されているサーバーで、Microsoft Dynamics CRM レポート拡張機能セットアップを実行します。
Microsoft Dynamics 365 をインターネットアクセスに対して構成する場合は、Set-CRMSettings ClaimsSettings および Set-CRMSettings IfdSettings の Windows PowerShell コマンドを実行します。詳細:Dynamics 365 PowerShell 参照

次に、展開マネージャーを起動して、クレームベース認証の構成ウィザードを実行してから、インターネットに接続する展開の構成ウィザードを実行します。
一人以上の Microsoft Dynamics 365 ユーザーが電子メールのルーティングを必要とする場合は、サーバー側同期を構成するか、または複雑な電子メールのルーティングオプションの場合は、電子メールメッセージの追跡を有効にするために、E-mail Router のインストールを検討してください。詳細:使用している電子メールシステムと Microsoft Dynamics 365 の統合 (同期)

Microsoft Dynamics CRM のインストールファイル

次の表に、使用する Microsoft Dynamics CRM 2016 のインストールファイルとその場所を示します。

セットアップファイル	場所
Microsoft Dynamics CRM Server 2016 のインストール用の [SetupServer.exe]	..\Server\amd64
Microsoft Dynamics CRM レポート拡張機能のインストール用の [SetupSrsDataConnector.exe]	..\Server\amd64\SrsDataConnector
レポート作成拡張のインストール用の [SetupBIDSExtensions.exe]。これは、Fetch ベースのレポートの作成とカスタマイズのために Microsoft Visual Studio が実装されているコンピューターにインストールできるオプション機能です。	..\BIDSExtensions\i386
Outlook 用 Microsoft Dynamics CRM 2016 のインストール用の [Setupclient.exe]	..\Client\amd64 for 64-bit ..\Client\i386 (32 ビットの場合)
Microsoft Dynamics CRM E-mail Router 用の SetupEmailRouter.exe	..\EmailRouter\amd64 for 64-bit ..\EmailRouter\i386 for 32-bit