Sdbinst.exe コマンド ライン ツールの使用

互換性修正プログラム、互換モード、AppHelp メッセージを適用するためには、カスタマイズしたデータベース (.sdb) ファイルを組織内の他のコンピューターに展開しておく必要があります。カスタマイズしたデータベース ファイルは、ログオン スクリプト、グループ ポリシー、ファイル コピー操作などさまざまな方法で展開できます。

個々のローカル コンピューターにカスタマイズしたデータベースを展開、格納したら、データベース ファイルを登録する必要があります。データベース ファイルを登録するまでは、利用できる互換性修正プログラムをオペレーティング システムがアプリケーションの起動時に識別することはできません。

カスタマイズしたデータベース ファイルを展開するためのコマンド ライン オプション

コマンド ライン オプションの構文は次のとおりです。

Sdbinst.exe [-q] [-uファイル パス] [-gGUID] [-n*"名前"*] [-?]

次の表で、利用できるコマンド ライン オプションについて説明します。

オプション 説明

-q

ウィンドウ、状態、警告情報が表示されないサイレント インストールを実行します。致命的なエラーがイベント ビューアー (Eventvwr.exe) にのみ表示されます。

例:

sdbinst.exe -q

-u ファイル パス

指定したデータベースのアンインストールを実行します。

例:

sdbinst.exe -u C:\example.sdb

-g GUID

アンインストールするカスタム データベースをグローバル一意識別子 (GUID) で指定します。

例:

sdbinst.exe -g 6586cd8f-edc9-4ea8-ad94-afabea7f62e3

-n "名前"

アンインストールするカスタム データベースをファイル名で指定します。

例:

sdbinst.exe -n "My_Database"

-?

Sdbinst.exe ツールのヘルプを表示します。

例:

sdbinst.exe -?

関連項目

他のリソース

Compatibility Administrator ユーザー ガイド