DISM を使ったイメージの適用

このトピックでは、展開イメージのサービスと管理 (DISM) ツールを使って、参照コンピューターからキャプチャしたイメージを、1 つまたは複数のセットアップ先のコンピューターに展開する方法について説明します。推奨されるハード ドライブ パーティションの構成について詳しくは、「UEFI/GPT ベースのハード ドライブ パーティションの構成」および「BIOS/MBR ベースのハード ドライブ パーティションの構成」をご覧ください。

セットアップ先のコンピューターで、イメージを適用するパーティションの構造を作成します。セットアップ先のコンピューターのパーティション構造は、参照コンピューターのパーティション構造と一致させる必要があります。

Windows が既にインストールされているボリュームにイメージを適用すると、以前のインストールのファイルが削除されない可能性があります。新しいイメージを適用する前に、DiskPart などのツールを使って、ボリュームをフォーマットします。

  1. セットアップ先のコンピューターを Windows PE で起動します。詳しくは、「Windows 8 用 WinPE: Windows PE 5.0」をご覧ください。

  2. Windows イメージが格納されているネットワーク配布共有に接続します。たとえば、次のように net use コマンドを使用できます。

    net use n: \\server\share
    

    メッセージが表示されたら、ネットワーク資格情報を入力します。

  3. Windows PE のコマンド プロンプトで、「diskpart」と入力して Diskpart ツールを起動します。

  4. Diskpart ツールを使ってパーティション構造を作成します。例:

    select disk 0
    clean
    create partition primary size=3000 id=27
    format quick fs=ntfs label="Recovery"
    assign letter="R"
    create partition primary size=300
    format quick fs=ntfs label="System"
    assign letter="S"
    active
    create partition primary
    format quick fs=ntfs label="Windows"
    assign letter="C"
    exit
    
    

    この例では、一時的にドライブ文字 (Windows = C、システム = S、回復 = R) が割り当てられます。フォーマットされていないハード ドライブを備えた PC に展開する場合、ドライブ文字の競合を避けるために、Windows ドライブ文字をアルファベットの終わりに近いドライブ文字 (W など) に変更してください。ただし、X は使わないでください。このドライブ文字は、Windows PE 用に予約されています。PC の再起動後、Windows パーティションには文字 C が割り当てられますが、他のパーティションにはドライブ文字が割り当てられません。

    パーティション構造の推奨例については、「BIOS/MBR ベースのハード ドライブ パーティションの構成」および「UEFI/GPT ベースのハード ドライブ パーティションの構成」をご覧ください。

    noteメモ
    このタスクは、diskpart /s <script> コマンドを使用して自動化できます。詳しくは、Diskpart のコマンド ライン構文に関するページをご覧ください。

  5. DISM ツールを使ってイメージを Windows パーティションに適用します。

    イメージを適用する各パーティションに対して、DISM/Apply-Image /ImageFile:<image_file> /index<index_number> /ApplyDir:<image_path> コマンドを実行します。

    Dism /apply-image /imagefile:N:\Images\my-windows-partition.wim /index:1 /ApplyDir:C:\
    
    

    DISM コマンドについて詳しくは、「DISM イメージ管理のコマンド ライン オプション」をご覧ください。

  6. 基本システム パーティションをセットアップする場合は、BCDboot ツールを使用してシステム ファイルの簡易セットをシステム パーティションにコピーできます。これらのファイルには、Windows の起動に使われるブート構成データ (BCD) の情報が含まれています。

    BCDboot ツールを使用して、共通のシステム パーティション ファイルをコピーし、ブート構成データを初期化します。

    C:\Windows\System32\bcdboot C:\Windows /l en-US
    

    BCDboot ツールについて詳しくは、「BCDboot のコマンド ライン オプション」をご覧ください。

    noteメモ
    システム パーティションは、イメージを適用してセットアップすることもできます。DISM/Apply-Image コマンドを使います。例:

    Dism /apply-image /imagefile:N:\Images\my-system-partition.wim /index:1 /ApplyDir:S:\

システム障害が発生した場合に、Windows イメージをコンピューターに再インストールするようにセットアップできます。詳しくは、「Windows 回復環境 (Windows RE) テクニカル リファレンス」をご覧ください。

Important重要
Microsoft 予約パーティション (MSR) と拡張パーティションは、コンピューターによって管理されます。これらのパーティションには、イメージを適用しないでください。

コンピューターをエンド ユーザーに出荷する前に、監査モードを使ってコンピューターをテストし、さらにカスタマイズできます。詳しくは、「監査モードまたは OOBE での Windows の起動」をご覧ください。

コンピューターを起動せずにいくつかのカスタマイズを実行することもできます。詳細については、「適用済みの Windows イメージをサービスする」を参照してください。

noteメモ
"Bootmgr が見つかりません。Ctrl + Alt + Del キーを押してください" というエラー メッセージは、Windows がアクティブ パーティション内のブート情報を識別できないことを意味しています。このエラー メッセージが表示された場合は、以下のことを確認してください。

  • DiskPart ツールを使って、システム パーティションがアクティブに設定されていることを確認します。

  • アクティブ パーティションにシステム ファイルが含まれていることを確認します。

関連項目

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