WinPE: パッケージの追加 (オプション コンポーネント リファレンス)

更新日: 2013年10月

適用対象: Windows 8, Windows 8.1, Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2

オプション コンポーネントとも呼ばれる機能のパッケージを、Windows PE (WinPE) に追加します。

言語: 各オプション コンポーネントをインストールするには、まず言語に依存しないオプション コンポーネントをインストールしてから、言語に固有のオプション コンポーネントをインストールする必要があります。必要な言語リソースは、言語に依存しないリソースと同じバージョンであることが必要です。言語リソースは、オプション コンポーネントのディレクトリ内の、インストールされている言語と同じ名前のフォルダーにあります。

オプション コンポーネントは、C:\Program Files\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\amd64\WinPE_OCs\ フォルダーの Windows アセスメント & デプロイメント キット (Windows ADK) に含まれています。

  • [スタート] ボタンをクリックし、「展開」と入力します。[展開およびイメージング ツール環境] を右クリックして、[管理者として実行] をクリックします。

  • 展開およびイメージング ツール環境で、起動する PC の Windows PE ファイルをコピーします。

    • 64 ビット バージョンでは、64 ビットの UEFI と 64 ビットの BIOS の PC を起動できます。

      copype amd64 C:\WinPE_amd64
      
    • 32 ビット バージョンでは、32 ビットの UEFI、32 ビットの BIOS、64 ビットの BIOS の各 PC を起動できます。

      copype x86 C:\WinPE_x86
      

  • Windows PE イメージをマウントします。

    Dism /Mount-Image /ImageFile:"C:\WinPE_amd64\media\sources\boot.wim" /index:1 /MountDir:"C:\WinPE_amd64\mount"
    

  1. Windows PE にオプション コンポーネントを追加します。オプション コンポーネントを追加するには、オプション コンポーネントと関連する言語パックの両方を追加する必要があります。

    Dism /Add-Package /Image:"C:\WinPE_amd64\mount" /PackagePath:"C:\Program Files\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\amd64\WinPE_OCs\WinPE-HTA.cab"  
    
    Dism /Add-Package /Image:"C:\WinPE_amd64\mount" /PackagePath:"C:\Program Files\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\amd64\WinPE_OCs\en-us\WinPE-HTA_en-us.cab"
    
    Important重要
    一部のオプション コンポーネントには、特定の順番どおりのインストールが必要という前提条件があります。このページに記載されているオプション コンポーネントの一覧をご覧ください。

  2. オプション コンポーネントがイメージに含まれていることを確認します。

    Dism /Get-Packages /Image:"C:\WinPE_amd64\mount"
    

    表示されるパッケージの一覧を調べ、オプション コンポーネントと関連する言語パックが一覧に含まれていることを確かめます。

  1. Windows PE イメージのオプション コンポーネントを一覧表示します。

    Dism /Get-Packages /Image:"C:\WinPE_amd64\mount"
    
  2. 表示されるパッケージの一覧を調べて、ベースとなる Windows PE 言語パックを含め、対応する言語パックをイメージ内のパッケージごとに追加します。

    Dism /Add-Package /Image:"C:\WinPE_amd64\mount" /PackagePath:"C:\Program Files\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\amd64\WinPE_OCs\fr-fr\lp.cab"
    
    Dism /Add-Package /Image:"C:\WinPE_amd64\mount" /PackagePath:"C:\Program Files\Windows Kits\8.1\Assessment and Deployment Kit\Windows Preinstallation Environment\amd64\WinPE_OCs\fr-fr\WinPE-HTA_fr-fr.cab"
    

    ここで、WinPE_OCs\fr-fr\lp.cab はベースとなる Windows PE の言語パックを表しています。

  3. 言語パックがイメージに含まれていることを確かめます。

    Dism /Get-Packages /Image:"C:\WinPE_amd64\mount"
    

    表示されるパッケージ一覧を調べ、ベースとなる Windows PE イメージを含め、オプション コンポーネントごとに関連する言語パックがあるかどうかを確かめます。

  4. 使う言語の地域設定を変更します。

    Dism /Set-AllIntl:en-US /Image:"C:\WinPE_amd64\mount"
    

    Windows PE の使用時に言語を切り替えるには、wpeutil setmuilanguage を使います。

  1. Windows PE イメージのマウントを解除します。

    Dism /Unmount-Image /MountDir:"C:\WinPE_amd64\mount" /commit
    
  2. USB フラッシュ ドライブのような起動可能なメディアを作成します。

    MakeWinPEMedia /UFD C:\WinPE_amd64 F:
    
  3. メディアを起動します。Windows PE が自動的に起動します。Windows PE ウィンドウが表示された後、wpeinit コマンドが自動的に実行されます。この手順が完了するまで数分かかる場合があります。カスタマイズを検証します。

 

領域 オプション コンポーネントの名前 説明

データベース

WinPE-MDAC

WinPE-MDAC は、Microsoft(R) Open Database Connectivity (ODBC)、OLE DB、Microsoft ActiveX(R) データ オブジェクト (ADO) をサポートします。これらのテクノロジは、Microsoft SQL Server(R) を始めとするさまざまなデータ ソースへのアクセスを提供します。これにより、たとえば、ADO オブジェクトを含む Microsoft SQL Server のインストールにクエリを実行して、システム固有の情報から動的な応答ファイルを作成することができます。同様に、リレーショナル (SQL Server) および非リレーショナルのさまざまなデータ ソースの情報を統合するデータドリブン クライアント/サーバー アプリケーションを作成することもできます。

ファイル管理

WinPE-FMAPI

WinPE-FMAPI は、Windows PE File Management API (FMAPI) へのアクセスを提供します。これにより、暗号化されていないボリュームで、削除されたファイルを見つけて回復できます。パスワードまたは回復キー ファイルを使って、Windows BitLocker ドライブ暗号化で暗号化されたボリュームで削除されたファイルを見つけて回復することもできます。

フォント

WinPE-Fonts-Legacy

WinPE-Fonts-Legacy には、さまざまな言語や文字に対応した 32 個のフォント ファイルが含まれています。これらのフォントの一部は、UI フォントとして使われなくなりました。たとえば、ベンガル、デバナガリ、グジャラート、グルムキー、カンナダ、マラヤーラム、オリヤー、タミール、テルグ、シンハラなどの文字表記には、Mangal、Latha、Vrinda、Gautami、Kalinga、artika、Raavi、Shruti、Tunga のフォントが使われていましたが、Windows 8 では、単一の汎インド フォントである Nirmala UI に統合されました。このオプション コンポーネントに含まれるフォントと言語を次に示します。

  • estre.ttf Estrangelo Edessa (シリア)

  • mvboli.ttf MV Boli (ターナ)

  • KhmerUI.ttf Khmer UI (クメール UI)

  • KhmerUIB.ttf Khmer UI Bold (クメール UI)

  • Laoui.ttf Lao UI (ラオス)

  • Laouib.ttf Lao UI Bold (ラオス)

  • daunpenh.ttf DaunPenh (クメール)

  • moolbor.ttf MoolBoran (クメール)

  • dokchamp.ttf DokChampa (ラオス)

  • Himalaya.ttf Microsoft Himalaya (チベット)

  • monbaiti.ttf Mongolian Baiti (モンゴル)

  • MSYI.ttf Microsoft Yi Baiti (イ音節)

  • nyala.ttf Nyala (エチオピア)

  • sylfaen.ttf Sylfaen (アルメニアとグルジア)

  • euphemia.ttf Euphemia (統合カナダ先住民音節)

  • plantc.ttf Plantagenet Cherokee (チェロキー)

フォント

WinPE-Font Support-JA-JP

WinPE-Font Support-JA-JP には、TrueType コレクション (TTC) ファイルとしてパッケージ化された 2 つの日本語フォント ファミリが含まれています。MS ゴシックは、Windows Vista(R) より前のバージョンの Windows で使われていた日本語ユーザー インターフェイス フォントです。MS ゴシックには、小さなサイズでも読みやすく表示されるようにするために、大規模な文字セットと埋め込みビットマップが含まれています。Meiryo は、Windows Vista で導入されたフォントで、Microsoft ClearType(R) レンダリング環境専用に作られています。Meiryo には、埋め込みビットマップは含まれていません。代わりに、ヒンティングの指示に基づいて、小さなサイズでも読みやすい文字を生成します。このモジュールにはさらに、App932.fon と Vga932.fon という 2 つの日本語ビットマップ フォントも含まれています。また、Jpn_font.ttf というビットマップのみの TrueType フォントも含まれています。このフォントはブート画面で使われます。

フォント

WinPE-Font Support-KO-KR

WinPE-Font Support-KO-KR には、韓国語の基本フォント ファミリが 3 つ含まれています。Gulim、Batang、Malgun Gothic です。Gulim は従来の UI フォントであり、TTC ファイルに Gulim、GulimChe、Dotum、DotumChe が含まれています。Batang は従来のテキスト フォントであり、TTC ファイルに Batang、BatangChe、GungSuh、GungSuhChe が含まれています。Malgun Gothic は Windows Vista で導入されたフォントで、ClearType レンダリング環境専用に作られています。Malgun Gothic には、埋め込みビットマップは含まれていません。代わりに、ヒンティングの指示に基づいて、小さなサイズでも読みやすい文字を生成します。

フォント

WinPE-Font Support-ZH-CN

WinPE-Font Support-ZH-CN には、TTC ファイルとしてパッケージ化された 2 つの中国語フォント ファミリが含まれています。Simsun は、Windows Vista より前のバージョンの Windows で使われていた簡体字中国語ユーザー インターフェイス フォントです。Simsun には、小さなサイズでも読みやすく表示されるようにするために、埋め込みビットマップが含まれています。もう 1 つの TTC フォントは、MingLiu です。埋め込みビットマップを含む MingLiu は、Hong Kong Supplementary Character Set (HKSCS) をサポートします。YaHei は、Windows Vista で導入されたフォントで、ClearType レンダリング環境専用に作られています。YaHei には、埋め込みビットマップは含まれていません。YaHei は、ヒンティングの指示に基づいて、小さなサイズでも読みやすい文字を生成します。このモジュールにはさらに、Chs_boot.ttf というビットマップのみの TrueType フォントも含まれています。このフォントはブート画面で使われます。

フォント

WinPE-Font Support-ZH-HK

および

WinPE-Font Support-ZH-TW

この香港と台湾のオプション コンポーネントには、TTC ファイルとしてパッケージ化された 2 つの中国語フォント ファミリが含まれています。Simsun は、Windows Vista より前のバージョンの Windows で使われていた簡体字中国語ユーザー インターフェイス フォントです。Simsun には、小さなサイズでも読みやすく表示されるようにするために、埋め込みビットマップが含まれています。埋め込みビットマップを含む MingLiu は、HKSCS をサポートします。JhengHei は、Windows Vista で導入されたフォントで、ClearType レンダリング環境専用に作られています。JhengHei には、埋め込みビットマップは含まれていません。JhengHei は、ヒンティングの指示に基づいて、小さなサイズでも読みやすい文字を生成します。このモジュールにはさらに、Cht_boot.ttf というビットマップのみの TrueType フォントも含まれています。このフォントはブート画面で使われます。

HTML

WinPE-HTA

WinPE-HTA は、HTML アプリケーション (HTA) のサポートを提供します。Windows Internet Explorer(R) スクリプト エンジンと HTML サービスを使用して、GUI アプリケーションを作成できます。これらのアプリケーションは信頼され、作成したメニュー、アイコン、ツール バー、タイトル情報のみを表示します。

Microsoft .NET

WinPE-NetFX

WinPE-NetFX には、クライアント アプリケーション向けに作られた、.NET Framework 4.5 のサブセットが含まれています。

Windows PE に含まれている Windows バイナリは限られているため、使用できる Windows API も限られています。そのため、次の .NET Framework 機能は、Windows PE では使用できないか、機能が制限されます。

  • Windows ランタイム

  • .NET Framework Fusion API

  • Windows コントロール ライブラリのイベント ログ

  • .NET Framework COM 相互運用

  • .NET Framework 暗号モデル

依存関係: WinPE-NetFX をインストールする前に WinPE-WMI をインストールします。

ネットワーク

WinPE-Dot3Svc

有線ネットワークでの IEEE 802.X 認証プロトコルのサポートを追加します。詳しくは、「WinPE ネットワーク ドライバー: ドライバーの初期化と追加」をご覧ください。

ネットワーク

WinPE-PPPoE

WinPE-PPPoE では、Point-to-Point Protocol over Ethernet (PPPoE) を使って、Windows PE からの PPPoE 接続を作成、接続、切断、削除できます。PPPoE は、Point-to-Point プロトコル (PPP) フレームをイーサネット フレームにカプセル化するためのネットワーク プロトコルです。PPPoE を使うと、Windows ユーザーがリモートでコンピューターを Web に接続できます。イーサネット ネットワークで一方のコンピューターからもう一方のコンピューターにダイヤル接続するように接続して、コンピューター間のポイント ツー ポイント接続を確立できます。そのポイント ツー ポイント接続を使ってデータ パケットを転送できます。

ネットワーク

WinPE-RNDIS

WinPE-RNDIS には、Remote Network Driver Interface Specification (リモート NDIS) のサポートが含まれています。WinPE-RNDIS は、USB でリモート NDIS 仕様を実装するデバイスのネットワーク サポートを有効にします。リモート NDIS では、バスに依存しないメッセージ セットと、そのメッセージ セットのさまざまな I/O バスでの動作が定義されています。そのため、ハードウェア ベンダーが NDIS ミニポート デバイス ドライバーを作成する必要はありません。このリモート NDIS インターフェイスは標準化されているため、ホスト ドライバーの 1 つのセットで、バスに接続されたネットワーク デバイスをいくつでもサポートできます。

ネットワーク

WinPE-WDS-Tools

WinPE-WDS-Tools に含まれている API は、イメージ キャプチャ ツールと、カスタムの Windows 展開サービス クライアントを使ったマルチキャスト シナリオを可能にします。カスタム Windows PE イメージで Windows 展開サービス クライアントを実行する場合にインストールする必要があります。

Windows PowerShell

WinPE-PowerShell

WinPE-PowerShell には、製造時に Windows Management Instrumentation (WMI) を使ってハードウェアを照会するプロセスを簡素化する Windows PowerShell ベースの診断が含まれています。Windows PowerShell ベースの展開および管理のための、Windows PE ベースのツールを作成できます。Windows PowerShell は、展開だけでなく、回復のシナリオにも使用できます。Windows RE でコンピューターを起動して、Windows PowerShell スクリプトを使って問題を解決できます。これにより、Windows PE で実行されるツールセットのみに制限されることがなくなります。同様に、起動しないコンピューターを回復するためのオフライン ソリューションをスクリプトで作ることもできます。

WinPE-PowerShell の既知の制限を以下に示します。

  • Windows PowerShell リモート処理はサポートされていません。リモート処理機能を持つコマンドレットはエラーを返します。

  • Windows PowerShell Integrated Scripting Environment (ISE) はサポートされていません。

  • Windows PowerShell 2.0 はサポートされていません。

依存関係: WinPE-PowerShell をインストールする前に、WinPE-WMIWinPE-NetFXWinPE-Scripting の順にインストールする必要があります。

Windows PowerShell

WinPE-DismCmdlets

WinPE DismCmdlets には、Windows イメージの管理を行うコマンドレットを含む DISM PowerShell モジュールが含まれています。

詳しくは、Windows PowerShell の展開イメージのサービスと管理 (DISM) コマンドレットに関するページをご覧ください。

依存関係: WinPE-DismCmdlets をインストールする前に、WinPE-WMIWinPE-NetFXWinPE-ScriptingWinPE-PowerShell の順にインストールする必要があります。

Windows PowerShell

WinPE-SecureBootCmdlets

WinPE-SecureBootCmdlets には、セキュア ブート用の UEFI (Unified Extensible Firmware Interface) 環境変数を管理するための PowerShell コマンドレットが含まれています。

依存関係: WinPE-SecureBootCmdlets をインストールする前に、WinPE-WMIWinPE-NetFXWinPE-ScriptingWinPE-PowerShell の順にインストールする必要があります。

Windows PowerShell

WinPE-StorageWMI

WinPE-StorageWMI には、記憶域の管理のための PowerShell コマンドレットが含まれています。これらのコマンドレットは、Windows Storage Management API (SMAPI) を使ってローカル記憶域 (ディスク オブジェクト、パーティション オブジェクト、ボリューム オブジェクトなど) を管理します。記憶域管理プロバイダーを使って、Windows SMAPI をアレイ記憶域の管理と組み合わせることもできます。WinPE-StorageWMI には、インターネット SCSI (iSCSI) イニシエーター コマンドレットも含まれています。これらのコマンドレットを使うと、ホスト コンピューターやホスト サーバーを、イーサネット ネットワーク アダプターまたは iSCSI ホスト バス アダプター (HBA) を経由して iSCSI ベースの外部記憶域アレイの仮想ディスクに接続できます。

依存関係: WinPE-StorageWMI をインストールする前に、WinPE-WMIWinPE-NetFXWinPE-ScriptingWinPE-PowerShell の順にインストールする必要があります。

回復

WinPE-Rejuv

WinPE-Rejuv は、Windows 回復環境 (Windows RE) によって使われます。

回復

WinPE-SRT

WinPE SRT は、Windows RE によって使われます。

回復

WinPE-WinReCfg

WinPE-WinReCfg には、Winrecfg.exe ツールが含まれています。これにより、以下のシナリオが可能になります。

  • x86 ベースの Windows PE から起動して、x64 ベースのオペレーティング システムのオフライン イメージで Windows RE の設定を構成する。

  • x64 ベースの Windows PE から起動して、x86 ベースのオペレーティング システムのオフライン イメージで Windows RE の設定を構成する。

Windows 8 が登場する前は、Winrecfg.exe ツールは Windows 7 OEM プレインストール キット (Windows OPK) に含まれていました。

スクリプト

WinPE-Scripting

WinPE-Scripting には、バッチ ファイル処理などのシステム管理タスクを自動化するのに最適な多言語スクリプト環境が含まれています。Windows スクリプト ホスト (WSH) 環境で実行されるスクリプトでは、WSH オブジェクトや、自動化をサポートするその他の COM ベース テクノロジ (WMI など) を呼び出して、多くのシステム管理タスクの中心となる Windows サブシステムを管理できます。

依存関係: WinPE-NetFX と WinPE-HTA を使うときに完全なスクリプト機能を使用できるようにするには、WinPE-Scripting をインストールします。インストールの順序は任意です。

スクリプト

WinPE-WMI

WinPE-WMI には、最小限のシステム診断を可能にする Windows Management Instrumentation (WMI) プロバイダーのサブセットが含まれています。WMI は、Windows ベースのオペレーティング システム上の管理データと操作のインフラストラクチャです。WMI スクリプトや WMI アプリケーションを作成して、リモート コンピューターの管理タスクを自動化することができます。また、WMI は、オペレーティング システムや製品の他の部分に管理データを提供します。

セットアップ

Winpe-LegacySetup

Winpe-LegacySetup には、Windows メディアの \Sources フォルダーのセットアップ ファイルがすべて含まれています。セットアップまたは Windows メディアの \Sources フォルダーをサービスするときに、このオプション コンポーネントを追加します。このオプション コンポーネントは、セットアップ機能のオプション コンポーネントと共に追加する必要があります。メディアに新しい Boot.wim ファイルを追加するには、親の WinPE-Setup、いずれかの子 (WinPE-Setup-Client または WinPE-Setup-Server)、Media オプション コンポーネントを追加します。Media セットアップは、Windows Server(R) 2008 R2 のインストールをサポートするために必要です。

セットアップ

WinPE-Setup

WinPE-Setup は、WinPE-Setup-Client と WinPE-Setup-Server の親です。\Sources フォルダーのセットアップ ファイルのうち、クライアントとサーバーに共通のファイルがすべて含まれています。

セットアップ

WinPE-Setup-Client

WinPE-Setup-Client には、親 WinPE-Setup オプション コンポーネントのクライアント固有のファイルが含まれています。

依存関係: WinPE-Setup-Client をインストールする前に WinPE-Setup をインストールします。

セットアップ

WinPE-Setup-Server

WinPE-Setup-Server には、親 WinPE-Setup オプション コンポーネントのサーバー固有のファイルが含まれています。

依存関係: WinPE-Setup-Server をインストールする前に WinPE-Setup をインストールします。

スタートアップ

WinPE-SecureStartup

Windows 8 の新機能です。WinPE-SecureStartup は、BitLocker とトラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) のプロビジョニングと管理を有効にします。BitLocker コマンド ライン ツール、BitLocker WMI 管理ライブラリ、TPM ドライバー、TPM ベース サービス (TBS)、Win32_TPM クラス、BitLocker ロック解除ウィザード、BitLocker UI ライブラリが含まれています。TPM ドライバーは、このプリブート環境における BitLocker と TPM の両方のサポートを強化します。

依存関係: WinPE-SecureStartup をインストールする前に WinPE-WMI をインストールします。

記憶域

WinPE-EnhancedStorage

Windows 8 の新機能です。WinPE-EnhancedStorage は、記憶装置の追加機能 (暗号化されたドライブなど) や、Trusted Computing Group (TCG) と IEEE 1667 ("Standard Protocol for Authentication in Host Attachments of Transient Storage Devices") の仕様を組み合わせた実装を、Windows で検出できるようにします。このオプション コンポーネントを使うと、Windows で BitLocker を使ってこれらの記憶装置をネイティブで管理できます。

既定の Windows RE イメージには次のビルトイン オプション コンポーネントが含まれています。

  • WinPE-EnhancedStorage

  • WinPE-Rejuv

  • WinPE-Scripting

  • WinPE-SecureStartup

  • WinPE-Setup

  • WinPE-SRT

  • WinPE-WDS-Tools

  • WinPE-WMI

関連項目

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