CopyProfile による既定のユーザー プロファイルのカスタマイズ

CopyProfile 設定を使って、ユーザー プロファイルをカスタマイズし、そのプロファイルを既定のユーザー プロファイルにコピーできます。Windows(R) では、既定のユーザー プロファイルをテンプレートとして使って、新しいユーザーごとにプロファイルを割り当てます。既定のユーザー プロファイルをカスタマイズすることで、コンピューターで作られるすべてのユーザー アカウントの設定を構成できます。CopyProfile を使うことで、インストールされるアプリケーション、ドライバー、デスクトップの背景、Internet Explorer の設定、その他の構成をカスタマイズできます。一部の設定は、CopyProfile を使ったときに保持されません。

Windows 8 では、企業や IT 担当者が CopyProfile を使って、グループのカスタマイズされたタイル レイアウトを Windows 8 のスタート画面上で保持できます。

このトピックの内容:

Windows イメージを生成するときにユーザー プロファイル設定をコピーするように Sysprep に指示するには、次の手順に従って応答ファイルを作成します。

  1. テクニシャン コンピューター上で、Windows システム イメージ マネージャー (Windows SIM) を開きます。[スタート] ボタンをクリックし、「Windows システム イメージ マネージャー」と入力して、[Windows システム イメージ マネージャー] をクリックします。Windows SIM について詳しくは、「Windows システム イメージ マネージャー (Windows SIM) テクニカル リファレンス」をご覧ください。

  2. Sysprep で使う新しい応答ファイルを作成します。

    1. [ファイル] をクリックし、[新しい応答ファイル] をクリックします。[応答ファイル] ウィンドウに空の応答ファイルが表示されます。

      noteメモ
      [Windows イメージ] ウィンドウに Windows 8 カタログが表示されない場合は、「Windows イメージまたはカタログ ファイルを開く」の手順に従います。

    2. [Windows イメージ] ウィンドウの [コンポーネント] を展開します。次に、[amd64_Microsoft-Windows-Shell-Setup] を右クリックし、[パス 4 specialize に設定を追加] をクリックします。

    3. [応答ファイル] ウィンドウの Components\4_specialize\amd64-Microsoft-Windows-Shell-Setup_neutral フォルダーをクリックします。

    4. [Microsoft-Windows-Shell-Setup のプロパティ] ウィンドウの [設定] セクションで、値として「CopyProfile = true」と入力します。

    5. この新しい応答ファイルを、リムーバブル メディアまたはネットワークの場所のルート ディレクトリに保存し、CopyProfile という名前を付けます。

詳しくは、「応答ファイルを作成するためのベスト プラクティス」と Windows の無人セットアップのリファレンス ガイドに関するページをご覧ください。

次の手順に従ってユーザー設定を監査モードで構成し、CopyProfile 設定を含む応答ファイルを使って Windows インストールを一般化します。別の応答ファイルを使って Windows をインストールする場合、その応答ファイルに CopyProfile 設定または追加のユーザー アカウントを作る設定が含まれていないようにします。

  1. Windows を参照コンピューターにインストールし、監査モードで起動します。詳しくは、「監査モードまたは OOBE での Windows の起動」をご覧ください。

    Important重要
    ドメイン アカウントは使わないでください。Sysprep を実行する場合、CopyProfile 設定はコンピューターがドメインから削除された後に実行されます。結果として、ドメインで構成した設定はすべて失われます。既定のユーザー プロファイルを変更してからコンピューターをドメインに参加させると、既定のユーザー プロファイルに加えたカスタマイズが新しいドメイン アカウントで表示されます。

  2. アプリケーション、デスクトップ ショートカット、その他の設定をインストールして、ビルトイン Administrator アカウントをカスタマイズします。

    Important重要
    インストール可能なプロビジョニングされた Windows ランタイムベース アプリの数には制限があります。ただし、スクリプトを作成して、プロビジョニングされていない追加のアプリをインストールできます。詳しくは、「DISM を使ったアプリのサイドローディング」をご覧ください。

  3. カスタマイズが完了したら、CopyProfile 応答ファイルを含むメディアを参照コンピューターに挿入します。たとえば、CopyProfile 応答ファイルを USB ドライブにコピーします。

  4. 参照コンピューターで、管理者特権のコマンド プロンプトを開き、次のコマンドを入力します。

    C:\Windows\System32\Sysprep\Sysprep /generalize /oobe /shutdown /unattend: F:\CopyProfile.xml
    

    ここで、F は USB フラッシュ ドライブまたはその他のリムーバブル メディアのドライブ文字です。Sysprep ツールは、構成されたユーザー プロファイル設定を保持しつつ、コンピューターに固有の情報をイメージから削除します。詳しくは、「Windows インストールに対して Sysprep (一般化) を実行する」をご覧ください。

イメージが一般化されると、コンピューターはシャットダウンし、Windows PE で起動してイメージをキャプチャし、DISM を使って Windows インストールをキャプチャします。詳しくは、「WinPE: 起動可能な USB ドライブの作成」と「DISM を使ったハード ディスク パーティションのイメージのキャプチャ」をご覧ください。イメージがキャプチャされたら、DISM を使ってセットアップ先のコンピューターにイメージを展開できます。詳しくは、「DISM を使ったイメージの適用」をご覧ください。

カスタマイズしたイメージをセットアップ先のコンピューターに展開したら、ユーザー プロファイルのカスタマイズをテストできます。Out-Of-Box Experience (OOBE) を実行してエンド ユーザー エクスペリエンスをテストするか、ユーザーのカスタマイズを監査モードでテストします。

Important重要
Windows ランタイムに基づくアプリは監査モードで起動しません。これは、監査モードではビルトイン Administrator アカウントを使うからです。Windows ランタイムベース アプリを実行するには、Windows インストールを監査モードで検証する前に、レジストリ キーを変更する必要があります。

  1. Windows をテスト コンピューターにインストールします。

  2. Windows がインストールされたら、OOBE を実行し、コンピューター名、ユーザー アカウント名、その他の項目を指定します。OOBE が完了すると、Windows のスタート画面が表示されます。

  3. OOBE で指定したユーザー アカウントを使ってコンピューターにログオンし、アプリとカスタマイズが表示されることを確認します。

  1. 応答ファイルを使うか、OOBE の起動時に Ctrl + Shift + F3 キーを押して監査モードで起動します。詳しくは、「監査モードまたは OOBE での Windows の起動」をご覧ください。

  2. カスタマイズが意図したとおりに動作することを検証します。Windows ランタイムベース アプリをテストするには、次のレジストリ キーを変更します。

    1. 管理者特権のコマンド プロンプトから Regedit.exe を実行します。

    2. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System\FilterAdministratorToken レジストリ キーに移動します。

    3. [FilterAdministrationToken] をクリックし、値データとして「1」と入力します。

    4. コンピューターからログオフします。

    5. コンピューターにもう一度ログオンし、Windows ランタイムベース アプリを起動して、カスタマイズが意図したとおりに動作することを検証します。

    6. Windows ランタイム ベースのアプリの検証が終了したら、[FilterAdministrationToken] レジストリ キーを「0」に戻します。

ユーザー プロファイル設定が適切にコピーされない場合:

  1. 展開プロセスで CopyProfile 設定を 1 回だけ設定したことを確認します。

  2. ユーザー設定をカスタマイズするときは、誤ったプロファイルから設定がコピーされるのを防ぐために、コンピューターのビルトイン Administrator アカウントのみを使います。

  3. ドメイン アカウントを使っていないことを確認します。

  4. 構成したビルトイン Administrator アカウント以外の追加のユーザー アカウントが存在しないことを確認します。

    1. [スタート] ボタンをクリックし、「コントロール パネル」と入力します。

    2. [コントロール パネル] をクリックし、[ユーザー アカウントの追加または削除] をクリックします。

    3. 構成したビルトイン Administrator アカウント以外の追加のユーザー アカウントを選択し、削除します。

    noteメモ
    ビルトイン Administrator アカウントをカスタマイズする前に、コンピューターの他のすべてのユーザー アカウントを削除します。

  5. 新しいユーザーがログオンしてからアプリが登録される場合、スタート画面のタイル レイアウトを維持するために、タイル レイアウトに格納されたプロビジョニングされていない Windows ランタイムベース アプリが、ユーザーのログオンから 2 時間以内にインストールされるようにします。

  6. 一部の設定は CopyProfile 無人設定のみを使って構成できます。その他の設定はグループ ポリシーを使って構成できます。

    • グループ ポリシーを使って、新しいユーザーのログオン プロセスによってリセットされる設定を構成します。これらのユーザー設定を定義するスクリプトも作成できます。

      または

    • CopyProfile 無人設定を代わりに使います。詳しくは、無人 Windows セットアップに関するリファレンスをご覧ください。

関連項目

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