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高可用性と障害復旧に関する注意事項

 

適用対象: System Center 2012 R2 Operations Manager,System Center 2012 - Operations Manager,System Center 2012 SP1 - Operations Manager

ここでは、障害復旧の設計時に考慮すべき基本概念について説明します。 複数の管理サーバーとリソース プールの概念を採り入れると、効果的なフェールオーバー環境を簡単にセットアップできます。

複数の管理サーバーと分散展開

どのような環境でも、必ず 2 台の管理サーバーを使用してください。 2 台目の管理サーバーをフェールオーバーとデータの復元に使用することで、1 台目の管理サーバーで障害が発生した場合にその負荷を引き継ぐことができます。 すべての管理サーバーは [すべての管理サーバー リソース プール] のメンバーであるため、新しい管理サーバーを追加すると管理グループの監視負荷が各サーバーに均等に分散され、監視のフェールオーバーも自動的に行われます。 分散環境で管理サーバーにエラーが生じた場合、影響は最小限に抑えられますが、エラーが生じた管理サーバーが復元されるまで管理グループ内のその他の管理サーバーの負荷が増加します。 詳細については、『展開ガイド』の「Operations Manager の分散型展開」を参照してください。

オペレーション データベースとデータ ウェアハウス データベースは、常にバックアップをとるようにしてください。 Operations Manager データベースの定期的なバックアップをスケジュールする方法については、「System Center 2012 - Operations Manager データベースのバックアップをスケジュールする方法」を参照してください。

すべての管理サーバーで常に SDK サービスが実行されている必要があります。