ワイヤレス ネットワーク (IEEE 802.11) ポリシーの管理
適用対象: Windows Server 2012
Windows Server® 2012 では、グループ ポリシーのワイヤレス ネットワーク (IEEE 802.11) ポリシーの拡張機能に 2 つのポリシー ノードが含まれています。[新しいワイヤレス ネットワーク ポリシー] を使用して、Windows® 8、Windows® 7、および Windows Vista® を実行するコンピューターでワイヤレス設定を構成することができます。ワイヤレス ネットワーク ポリシーを使用すれば、Windows® XP SP2、Windows XP SP1、または Windows Server® 2003 を実行するコンピューター上でワイヤレス設定を構成できます。
以下のリソースでは、グループ ポリシーのワイヤレス ネットワーク (IEEE 802.11) ポリシーの拡張機能を使用して 802.1X 認証ワイヤレス アクセスを構成する方法について詳細情報を提供します。
新しいワイヤレス ネットワーク ポリシーに関する情報は、トピック「新しいワイヤレス ネットワーク (IEEE 802.11) ポリシーの設定の管理」にあります。このトピックでは、新しいワイヤレス ネットワーク ポリシーの構成時に選択した認証方法のいずれかに基づいて 802.1X 認証ワイヤレス アクセスを構成するための規範的なガイダンスを提供すると共に、個々の設定の構成について詳細を説明します。
- 新しいワイヤレス ネットワーク ポリシーの [詳細設定] タブには、ワイヤード (有線) ネットワーク (IEEE 802.3) ポリシーの [詳細設定] の場合と同じ設定が多数含まれています。新しいワイヤレス ネットワーク ポリシーとワイヤード (有線) ネットワーク (IEEE 802.3) ポリシーの設定に関する説明は、トピック「ワイヤード (有線) およびワイヤレス ネットワーク ポリシーのセキュリティの詳細設定」にあります。
Windows XP を実行するコンピューターでワイヤレス設定を構成するためのワイヤレス ネットワーク ポリシーに関する情報は、トピック「Windows XP ベースのワイヤレス ネットワーク ポリシーの管理」にあります。このトピックでは、新しいワイヤレス ネットワーク ポリシーの構成時に選択した認証方法のいずれかに基づいて 802.1X 認証ワイヤレス アクセスを構成するための規範的なガイダンスを提供すると共に、個々の設定の構成について詳細を説明します。
ワイヤレス ネットワーク (IEEE 802.11) ポリシーには、拡張認証プロトコル (EAP) を構成する設定があります。
EAP とは、IEEE 802.1X ベースのワイヤレス アクセス、IEEE 802.1X ベースのワイヤード アクセス、または仮想プライベート ネットワーク (VPN) などの Point-to-Point Protocol (PPP) 接続といったような一般的に使用される保護されたネットワーク アクセス テクノロジについて認証方法の拡張を実現するアーキテクチャ フレームワークです。EAP は、MS-CHAP v2 などの認証方法ではなく、アクセス クライアントおよび認証サーバーにおけるフレームワークです。このフレームワークにより、ネットワーク ベンダーは EAP メソッドと呼ばれている新しい認証方法を開発し、容易にインストールすることができます。EAP 設定の詳細については、「ネットワーク アクセスの拡張認証プロトコル (EAP) 設定」を参照してください。