Lync Server 2013 での高可用性および障害復旧の計画

 

トピック最終更新日時: 2013-10-31

Lync Server 2010 と同様に、Lync Server 2013 のほとんどのサーバーロールの主な高可用性スキームは、プールによるサーバーの冗長性に基づいています。 あるサーバーの役割を実行しているサーバーに障害が発生すると、プール内で同じサーバーの役割を実行している別のサーバーがそのサーバーの負荷を引き継ぎます。 同じことが、フロントエンド サーバー、エッジ サーバー、仲介サーバー、およびディレクターでも実行されます。

Lync Server 2013 では、1 つのプールまたはサイト全体がダウンした場合にサービスの継続を提供するために、サーバーの地理的分散を 2 つのデータ センターに導入することで、フロントエンド プールの新しいディザスター リカバリー対策を追加します。

Lync Server 2013 では、バックエンド データベースの同期 SQL ミラーリングをサポートすることで、バックエンド サーバーの高可用性も強化されます。

このセクションでは、これらの主な高可用性とディザスター リカバリー機能について説明し、他のサーバー ロールの高可用性とディザスター リカバリーのために実行できる手順についても説明します。