Lync Server 2013 での Lync VDI プラグインのトラブルシューティング

 

トピックの最終更新日: 2012-10-10

シン クライアントへの Lync VDI プラグインのインストールに関する問題のトラブルシューティング

シン クライアントへの VDI プラグインのインストールに問題がある場合は、次を確認します。

  • TEMP および TMP システム変数で指定したフォルダーに十分な容量がある。

  • 書き込み保護がオフになっている。 手順については、デバイス メーカーのドキュメントを参照してください。

ペアリングに関する問題のトラブルシューティング

VDI プラグインのペアリングに失敗すると、右下のペアリング アイコンに次のように赤い "X" と表示されます。

ペアリングが成功したことを示す Lync VDI アイコン

失敗の原因と、実行できる修正アクションを次に示します。

  • ユーザーがサインインの際に入力した資格情報が正しくない。

    ユーザーは Lync からサインアウトし、正しい資格情報でもう一度サインインする必要があります。 ペアリングのダイアログ ボックスが再表示され、ペアリングに成功したかどうかが表示されます。

  • リモート デスクトップ クライアントの別のインスタンスが実行している。

    Windows でリモート デスクトップ接続を使用している場合、ユーザーは次の操作を行う必要があります。

    1. タスク マネージャーを起動します。Alt+Ctrl+Del キーを押し、[タスク マネージャーの起動] をクリックします。

    2. [プロセス] タブをクリックし、リスト内で mstsc.exe という名前のすべてのプロセスを見つけます。

    3. mstsc.exe プロセスを強調表示し、[プロセスの終了] をクリックします。

    4. 新しいリモート デスクトップ セッションを起動して、もう一度接続してみます。

  • 必要なファイルが適切にインストールされていない。

    プラグインをローカル コンピューターにインストールした後、C:\Program Files\Microsoft Office\Office15 (または適切なドライブ文字) の下に次のファイルが存在する必要があります。

    • LyncVdiPlugin.dll

    • UcVdi.dll

    VDI ペアリングに問題がある場合は、これらのファイルがローカル コンピューターに存在することを確認します。

  • Lync クライアントはローカル コンピューターで実行されています。

    Lync VDI プラグインを使用するには、Lync クライアントがローカル コンピューターで実行されていない必要があります。それ以外の場合、ペアリングは失敗します。 ベスト プラクティスとして、ユーザーはローカル コンピューターに Lync クライアントをインストールしないでください。