about_Run_With_PowerShell

適用対象: Windows PowerShell 3.0, Windows PowerShell 4.0

トピック

about_Run_With_PowerShell

概要

ファイル システムのドライブから "PowerShell で実行" 機能を使用してスクリプトを実行する方法について説明します。

詳細説明

Windows PowerShell® 3.0 以降では、Windows 8 と Windows Server 2012 のエクスプローラー、および以前のバージョンの Windows の Windows エクスプローラーから "PowerShell で実行" 機能を使用してスクリプトを実行できます。

"PowerShell で実行" 機能は、必須のパラメーターがなく、コマンド プロンプトに出力を返さないスクリプトを実行するために設計されています。

"PowerShell で実行" 機能を使用すると、Windows PowerShell のコンソール ウィンドウが (表示されるとしても) 一瞬しか表示されません。コンソール ウィンドウの操作はできません。

"PowerShell で実行" 機能を使用するには、次のようにします。

エクスプローラー (または Windows エクスプローラー) で、スクリプト ファイル名を右クリックして [PowerShell で実行] を選択します。

"PowerShell で実行" 機能によって Bypass 実行ポリシーを含む Windows PowerShell セッションが開始され、スクリプトが実行され、セッションが閉じます。

次の形式を持つコマンドが実行されます。

        PowerShell.exe -File <FileName> -ExecutionPolicy Bypass

"PowerShell で実行" では、スクリプトを実行するセッション (PowerShell プロセスの現在のインスタンス) に対してのみ Bypass 実行ポリシーが設定されます。この機能によってコンピューターやユーザーの実行ポリシーは変更されません。

"PowerShell で実行" 機能は、AllSigned 実行ポリシーによってのみ影響されます。コンピューターまたはユーザーに対して AllSigned 実行ポリシーが有効な場合、"PowerShell で実行" では署名済みスクリプトのみが実行されます。"PowerShell で実行" は他のどの実行ポリシーからも影響されません。詳細については、「about_Execution_Policies」を参照してください。

トラブルシューティング上の注意:"PowerShell で実行" コマンドでは、実行ポリシーの変更を確認するように求められることがあります。

関連項目

about_Execution_Policies

about_Group_Policy_Settings

about_Scripts

「Windows PowerShell を使用したスクリプト」(https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=257680)