ネットワークのサブシステムのパフォーマンス チューニング

 

適用対象: Windows Server 2012

パフォーマンス チューニング、特に、ネットワークの処理を要するワークロードの場合、ネットワーク サブシステムには、ネットワーク アーキテクチャは、ネットワーク スタックとも呼ばれるは、各レイヤーが含まれます。 これらの層は、次のセクションに大きく分類します。

  1. ネットワーク インターフェイスです。 これは、ネットワーク スタックでは、最下位の層であり、ネットワーク アダプターと直接通信するネットワーク ドライバーが含まれています。

  2. Driver Interface Specification (NDIS) をネットワークです。 NDIS では、下にある、ドライバー、およびプロトコル スタックなど、上位層インターフェイスを公開します。

  3. プロトコル スタックです。 プロトコル スタックでは、TCP/IP や UDP/IP などのプロトコルを実装します。 これらの層では、その上位の層のトランスポート層のインターフェイスを公開します。

  4. システム ドライバーです。 これらはトランスポート データの拡張機能 (TDX) や Winsock カーネル (WSK) インターフェイスを使用して、ユーザー モードのアプリケーションにインターフェイスを公開するクライアントでは一般的です。 WSK インターフェイスが導入されたWindows Server® 2008AFD.sys によって、Windows Vista、およびそれが公開されるとします。 インターフェイスでは、ユーザー モードとカーネル モード間の切り替えをなくすことでパフォーマンスが向上します。

  5. ユーザー モード アプリケーションです。 これらは通常マイクロソフトのソリューションまたはカスタム アプリケーションです。

次の表では、各レイヤーで実行されている項目の例など、ネットワーク スタックの各層の垂直方向の図を提供します。

5

ユーザー モード アプリケーション

WMS

DNS

IIS

4

システム ドライバー

AFD.sys

HTTP.sys

3

プロトコル スタック

TCP/IP

UDP/IP

VPN

2

NDIS

ネットワーク Driver Interface Specification (NDIS)

1

ネットワーク インターフェイス

ネットワーク ドライバー

このガイドの次のセクションでは、ネットワーク デバイスのパフォーマンス チューニングの推奨設定とネットワーク スタックを提供します。