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Windows Server バックアップ機能の概要

発行: 2012年8月

更新日: 2014年2月

適用対象: Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2



このトピックでは、Windows Server バックアップ機能に関する情報を提供します。

以下のリソースも参照してください。

Windows Server バックアップとは、一連のウィザードとその他のツールを提供し、インストール先のサーバーに対してバックアップと回復の基本的なタスクを実行する機能です。

Windows Server バックアップでは、サーバー全体 (すべてのボリューム)、選択したボリューム、システム状態、または特定のファイルやフォルダーをバックアップできるほか、ベア メタル回復に使用できるバックアップを作成できます。回復では、ボリューム、フォルダー、ファイル、特定のアプリケーション、およびシステム状態を回復できます。また、ハード ディスクの故障などの障害が発生した場合は、ベア メタル回復を実行できます。(これを行うには、フル サーバーをバックアップするか、オペレーティング システム ファイルが含まれているボリュームと Windows 回復環境だけをバックアップする必要があります、これにより、古いシステムまたは新しいハード ディスク上にシステムを完全に復元します)。Windows Server バックアップを使用すると、ローカル コンピューターまたはリモート コンピューターのバックアップの作成と管理を行うことができます。さらに、スケジュール設定されたバックアップを自動実行することもできます。Windows Server バックアップは、小規模企業から大企業まで、基本的なバックアップ ソリューションを必要とするすべてのユーザーが使用することを目的としていますが、もっと小さな組織や IT 担当者でない個人にも適しています。

Windows Server 2012 の Windows Server バックアップには、以下の機能が変更または追加されています。

 

機能 以前のオペレーティング システム 新しいオペレーティング システム

HYPER-V ホスト サーバーに対する、個々の仮想マシンのバックアップと復元

仮想マシンは、ボリューム バックアップの一部としてバックアップされていました。個別にバックアップや復元を行うことはできません。

バックアップまたは復元する項目を選択する場合、バックアップに含める仮想マシンと回復ポイントから復元する仮想マシンを個別に選択できます。

バックアップのバージョンおよびバックアップの保存を管理するための機能強化

領域とバージョンの管理は使用できませんでした。Windows Server バックアップは必要に応じて、領域を使用していました。

ハード ディスクまたはボリュームをバックアップする場合、削除ポリシーを指定して、追加バックアップ用の容量を確保するために必要な場合にだけバックアップを削除するか、特定の数のバックアップを実行した後にバックアップを削除するかを決定できます。

セクター サイズが 4 K の 2 テラバイト (TB) より大きいボリュームのバックアップ

2 TB より大きいボリュームのバックアップはサポートされておらず、512 バイト セクターが必要でした。

バックアップで、より大きなサイズのボリュームとドライバー セクターがサポートできるようになりました。

クラスター共有ボリューム (CSv) のバックアップのサポート

CSV のバックアップはサポートされていませんでした。

CSV のバックアップが次のように限定的にサポートされます。

  1. CSV でホストされている仮想マシンは、バックアップ構成の一部として追加することはできません。

  2. クラスター内の 1 台のノードで障害が発生した場合に備えて、バックアップと回復が使用できるかを確認するには、すべてのノードで Windows Server バックアップが構成されている必要があります。

  3. ボリュームの回復はサポートされていません

  4. セキュリティ アクセス制御リストは、CSV ファイル サービスのルートに適用されません。このため、CSV ボリュームのルートに対するファイル回復はサポートされません。

システム状態コンポーネントのレポート

Win32 サービス ファイルは、システム ライターによって、システム コンポーネントの一部として報告され、クライアントとサーバーの両方のオペレーティング システム用のシステム状態バックアップに含まれまていました。

Win32 サービス ファイルは、システム ライターによって、Windows Server 2012 システム コンポーネントの一部として報告されません。

Win32 サービス ファイルは、システム ライターによって、Windows 8 のシステム コンポーネントの一部として報告されます。

Win32 サービス ファイルをコンピューターのシステム状態に含めるまたは除外するには、レジストリ キーの値を HKLM\System\CurrentControlSet\Control\SystemWriter\ReportWin32ServicesNonSystemState に設定します。

  • Win32 サービス ファイルを含めるには、この値を 0 に設定します。

  • Win32 サービス ファイルを除外するには、この値を 1 に設定します。

サーバー オペレーティング システムでこのレジストリ キーを削除することは、この値を 1 に設定することと同じで、これにより、システム ライターのシステム コンポーネントの指定から、Win32 サービス ファイルが除外されます。

クライアント オペレーティング システムでこのレジストリ キーを削除することは、この値を 0 に設定することと同じで、これにより、システム ライターのシステム コンポーネントの指定に、Win32 サービス ファイルが含まれるようになります。

Windows Server バックアップは、物理サーバーでバックアップと回復サービスを提供する場合と同じように、仮想マシン環境内で使用できます。また、ベア メタルのバックアップと回復、システム状態のバックアップと回復、ファイル フォルダーのバックアップと回復用に、Windows Azure 仮想マシン内から使用することもできます。

記憶域スペースを使用するコンピューターのバックアップと回復に関する詳細については、「Windows Server バックアップと記憶域プール」を参照してください。

Active Directory ドメイン サービスを実行しているコンピューターのバックアップと回復に関する詳細については、「Active Directory バックアップの管理と回復」を参照してください。

HYPER-V を実行しているコンピューターのバックアップに関する詳細については、「バックアップを計画する」を参照してください。

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