DTSPriorityClass 列挙型

定義

クラス内のスレッドの優先度を表します。

public enum class DTSPriorityClass
public enum DTSPriorityClass
type DTSPriorityClass = 
Public Enum DTSPriorityClass
継承
DTSPriorityClass

フィールド

AboveNormal 1

このスレッドは、Default 優先度のスレッドの後、Normal 優先度のスレッドの前にスケジュールされます。

BelowNormal 3

このスレッドは、Default 優先度、AboveNormal 優先度、および Normal 優先度のスレッドの後、Lowest 優先度のスレッドの前にスケジュールされます。

Default 0

このスレッドは、他の優先度のスレッドの前にスケジュールされます。 最も優先度の高いスレッドです。

Idle 4

このスレッドは、他の優先度のスレッドの後にスケジュールされます。

Normal 2

このスレッドは、Default 優先度と AboveNormal 優先度のスレッドの後、BelowNormal 優先度と Lowest 優先度のスレッドの前にスケジュールされます。

次の例は、PackagePriorityClass 列挙を使用して、パッケージの DTSPriorityClass を設定する際に使用する構文を示しています。

Package p = new Package();  
p.PackagePriorityClass = DTSPriorityClass.BelowNormal;  
Dim p As Package =  New Package()   
p.PackagePriorityClass = DTSPriorityClass.BelowNormal  

注釈

DTSPriorityClass は、スレッドの優先度について、使用可能なすべての値セットを定義します。 スレッドの優先度は、スレッド間の相対的な優先度を指定します。

すべてのスレッドに優先度が割り当てられます。 ランタイム内に作成されたスレッドには、Default 優先度が最初に割り当てられます。一方、ランタイム外で作成されたスレッドがランタイムに入ると、以前の優先度が保持されます。 PackagePriorityClass など、スレッドの Priority プロパティにアクセスすることにより、スレッドの優先度を取得および設定できます。

スレッドの実行は、優先度に基づいてスケジュールされます。 スレッドの実行順序の決定に使用されるスケジューリング アルゴリズムは、オペレーティング システムによって異なります。

この列挙のスレッド優先度を高いものから順に並べると次のようになります。

  • Default

  • AboveNormal

  • 標準

  • BelowNormal

  • アイドル

適用対象