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Integration Services の変換先

変換先とは、データ フロー内のデータを別の種類のデータ ソースに読み込んだり、メモリ内のデータセットを作成する、データ フロー コンポーネントのことです。変換先は 1 つの入力と 1 つのエラー出力をとります。

変換先には、次の 3 種類があります。

  • Integration Services のインストール時に、セットアップ プログラムによってインストールされる変換先。

  • Microsoft の Web サイトからダウンロード可能な変換先。

  • 既存の変換先ではニーズを満たすことができない場合に作成するカスタムの変換先。

組み込みの変換先

次の表に、SQL ServerIntegration Services で用意されている変換先の一覧を示します。

変換先

説明

ADO NET 変換先

データベースのテーブルやビューが使用されている、さまざまな ADO.NET 互換データベースにデータを読み込みます。

データ マイニング モデル トレーニング変換先

データ マイニング モデルをトレーニングします。

DataReader 変換先

ADO.NETDataReader インターフェイスを使用して、データ フローのデータを公開します。

ディメンション処理変換先

SQL ServerAnalysis Services ディメンションを読み込んで処理します。

Excel 変換先

データを Excel ブックに書き込みます。

フラット ファイル変換先

データをフラット ファイルに書き込みます。

OLE DB 変換先

OLE DB プロバイダを使用して、データを読み込みます。

パーティション処理変換先

Analysis Services パーティションを読み込んで処理します。

生ファイル変換先

生データをファイルに書き込みます。

レコードセット変換先

ADO レコードセットを作成します。

スクリプト コンポーネント

スクリプトを使用して、データの抽出、変換、または読み込みを行います。

SQL Server Compact Edition 変換先

SQL Server Compact データベースに行を挿入します。

SQL Server 変換先

SQL Server テーブルまたはビューにデータを一括挿入します。

ダウンロード可能な変換先

次の表に、Microsoft の Web サイトから別途ダウンロード可能な変換先を示します。

重要な注意事項重要

次の表に記載されている変換先は、SQL Server 2008 Enterprise および SQL Server 2008 Developer でのみ正常に動作します。

変換先

説明

Oracle 変換先

Oracle 変換先は、Microsoft Connector for Oracle by Attunity の変換先コンポーネントです。Microsoft Connector for Oracle by Attunity には、接続マネージャおよび変換元も含まれます。詳細については、Microsoft Connectors for Oracle and Teradata by Attunity のダウンロード ページを参照してください。

SAP BI 転送先

SAP BI 転送先は、Microsoft Connector for SAP BI の変換先コンポーネントです。Microsoft Connector for SAP BI には、接続マネージャおよび変換元も含まれます。詳細については、Microsoft SQL Server 2008 用 Feature Pack のダウンロード ページを参照してください。

Teradata 変換先

Teradata 変換先は、Microsoft Connector for Teradata by Attunity の変換先コンポーネントです。Microsoft Connector for Teradata by Attunity には、接続マネージャおよび変換元も含まれます。詳細については、Microsoft Connectors for Oracle and Teradata by Attunity のダウンロード ページを参照してください。

カスタム変換先

また、カスタム変換先コンポーネントを記述することにより、任意のカスタム データ ソースに接続してデータを格納することもできます。詳細については、「カスタム変換先コンポーネントの開発」を参照してください。

Integration Services のアイコン (小) 最新の Integration Services の入手

マイクロソフトが提供する最新のダウンロード、アーティクル、サンプル、ビデオ、およびコミュニティで選択されたソリューションについては、MSDN または TechNet の Integration Services のページを参照してください。

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