次の方法で共有


メール送信タスク

メール送信タスクは、電子メール メッセージを送信します。メール送信タスクを使用すると、パッケージ ワークフロー内のタスクが成功または失敗した場合にパッケージからメッセージを送信したり、実行時にパッケージで発生するイベントに応答してメッセージを送信できます。たとえば、データベースのバックアップ タスクが成功または失敗したことを、メール送信タスクからデータベース管理者に通知できます。

メール送信タスクは、次の方法で構成できます。

  • 電子メール メッセージで使用するメッセージ テキストを指定します。

  • 電子メール メッセージの件名行を指定します。

  • メッセージの優先度レベルを設定します。タスクでは、標準、低、高の 3 種類の優先度レベルがサポートされています。

  • [宛先]、[CC]、[BCC] 行に受信者を指定します。タスクで複数の受信者を指定する場合、セミコロンで区切られます。

    注意注意

    [宛先]、[CC]、[BCC] 行の文字数は、インターネット標準に従って 256 文字に制限されています。

  • 添付ファイルを含めます。タスクで複数の添付ファイルを指定する場合、パイプ (|) 文字で区切られます。

    注意注意

    パッケージの実行時に添付ファイルが存在しない場合、エラーが発生します。

  • 使用する SMTP 接続マネージャを指定します。

    重要な注意事項重要

    SMTP 接続マネージャでは、匿名認証と Windows 認証のみがサポートされています。基本認証はサポートされていません。

メッセージ テキストには、指定する文字列、テキストを含むファイルへの接続、またはテキストを含む変数名を使用できます。タスクは、ファイル接続マネージャを使用してファイルに接続します。詳細については、「フラット ファイル接続マネージャ」を参照してください。

タスクは、SMTP 接続マネージャを使用してメール サーバーに接続します。詳細については、「SMTP 接続マネージャ」を参照してください。

その他の関連タスク

Integration Services には、メッセージ キューを使用してパッケージ間でメッセージを送受信するタスクが含まれています。

このタスクの詳細については、次のトピックを参照してください。

メール送信タスクで使用できるカスタム ログ メッセージ

次の表は、メール送信タスクのカスタム ログ エントリの一覧です。詳細については、「パッケージへのログ機能の実装」および「ログ記録用のカスタム メッセージ」を参照してください。

ログ エントリ

説明

SendMailTaskBegin

タスクが電子メール メッセージの送信を開始したことを示します。

SendMailTaskEnd

タスクが電子メール メッセージの送信を終了したことを示します。

SendMailTaskInfo

タスクに関する説明情報を提供します。

メール送信タスクの構成

プロパティを設定するには SSIS デザイナから行うか、またはプログラムによって設定します。

SSIS デザイナで設定できるプロパティの詳細については、次のトピックのいずれかを参照してください。

SSIS デザイナでこれらのプロパティを設定する方法については、次のトピックを参照してください。

プログラムによるメール送信タスクの構成

プログラムによってこれらのプロパティを設定する方法については、次のトピックを参照してください。

Integration Services のアイコン (小) 最新の Integration Services の入手

マイクロソフトが提供する最新のダウンロード、アーティクル、サンプル、ビデオ、およびコミュニティで選択されたソリューションについては、MSDN または TechNet の Integration Services のページを参照してください。

これらの更新が自動で通知されるようにするには、ページの RSS フィードを購読します。