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パスワードの移行

SQL Server では、特定のパッケージ保護レベル オプションに関連してパッケージのパスワードが使用されます。したがって、パスワードで保護されたパッケージを SQL Server 2000 から SQL Server に完全に移行する場合、移行プロセス中にパスワードを指定する必要がありますが、パスワードは保持されません。SQL Server におけるパッケージ保護レベルの詳細については、「パッケージの保護レベルの設定」を参照してください。

注意注意

パスワードで保護されたパッケージは、パスワードを指定しない限り移行できません。

SQL Server 2000 の DTS ランタイム エンジンがインストールされている場合は、SQL Server 2000 パッケージを引き続き実行できます。これらのパッケージを SQL Server データ変換ソリューションに含めることもできます。SQL Server では、パッケージのパスワードがこのシナリオで引き続きサポートされます。たとえば、DTS 2000 パッケージ実行タスクには、SQL Server 2000 パッケージにパスワードを渡すためのパスワードのプロパティが含まれています。

パッケージへのセキュリティ機能の追加

パッケージの移行後は、次のセキュリティ機能を追加できます。

  • パッケージに保護レベルを設定して、パッケージを保存するときにすべてのプロパティ値または重要なプロパティ値のみを暗号化します。詳細については、「Integration Services パッケージ」を参照してください。

  • パッケージにデジタル署名をし、パッケージを読み込んだときに署名が確認されるようにプロパティを設定します。詳細については、「パッケージでのデジタル署名の使用」を参照してください。

  • チェックポイントを使用するパッケージのチェックポイントを暗号化します。詳細については、「パッケージでのチェックポイントの使用」を参照してください。

Integration Services サービスおよび Integration Services パッケージのセキュリティ保護の詳細については、「セキュリティの概要 (Integration Services)」を参照してください。

関連項目

その他の技術情報