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管理者以外のユーザーによるレプリケーション モニターの使用を許可する方法 (SQL Server Management Studio)

レプリケーション モニターは、次のロールのメンバーになっているユーザーが使用できます。

  • sysadmin 固定サーバー ロール

    これらのユーザーはレプリケーションを監視することができ、また、エージェント スケジュール、エージェント プロファイルなどのレプリケーション プロパティの変更に対するフル コントロール権限を持っています。

  • ディストリビューション データベースの replmonitor データベース ロール

    これらのユーザーはレプリケーションを監視できますが、レプリケーション プロパティは変更できません。

管理者以外のユーザーがレプリケーション モニターを使用できるようにするには、ALTER ANY LOGIN 権限を持つログイン (sysadmin または securityadmin 固定サーバー ロールのメンバーなど) がディストリビューション データベースにユーザーとしてログインを追加して、そのユーザーを replmonitor 固定データベース ロールに割り当てる必要があります。さらに、ユーザーは、パブリッシャーのパブリケーション データベースと msdb データベースへのアクセス権を持っている必要があります。

管理者以外のユーザーがレプリケーション モニターを使用できるようにするには

  1. Microsoft SQL Server Management Studio で、ディストリビューターに接続し、サーバー ノードを展開します。

  2. [データベース][システム データベース] の順に展開してから、ディストリビューション データベース (既定の名前は distribution) を展開します。

  3. [セキュリティ] を展開し、[ユーザー] を右クリックしてから、[新しいユーザー] をクリックします。

  4. ユーザー名とユーザーのログインを入力します。

  5. 既定のスキーマ [replmonitor] を選択します。

  6. [データベース ロールのメンバーシップ][replmonitor] チェック ボックスをオンにします。

  7. [OK] をクリックします。