URL でのデータ ソース資格情報の設定

URL でデータ ソース資格情報を提供するには、prefix:datasourcename=value パラメータ文字列を指定します。prefixdsu (ユーザー名の場合) または dsp (パスワードの場合) です。datasourcename は資格情報の提供先データ ソースの名前です。

レポート データを取得するためレポート サーバーが外部データ ソースに接続する必要がある場合、ユーザー名とパスワードが使用されます。URL 文字列の一部として複数のデータ ソースを指定できます。

これらのパラメータの値を渡すのは、接続の資格情報設定が Prompt に設定されている場合だけです。資格情報設定が Prompt に設定され、これらのパラメータの値が指定されていない場合、レポートは実行されません。資格情報設定が Prompt に設定されていない場合、値は無視されます。データ ソースのプロパティと設定の詳細については、「Reporting Services のデータ ソース プロパティの設定」を参照してください。

ユーザーまたはアプリケーションが SSL (Secure Sockets Layer) を使用しない限り、ユーザー名とパスワードはクリア テキストとして送信されます。SecureConnectionLevel 設定を 1 以上の値に設定している場合、URL を使用して資格情報を送信できません。詳細については、「セキュリティで保護された Web サービス メソッドの使用」を参照してください。

ms154640.security(ja-jp,SQL.90).gifセキュリティ メモ :
URL を使用してサーバーに資格情報を渡す場合は、セキュリティで保護されたプロトコルを使用することをお勧めします。できるだけ SSL 暗号化を使用してください。クリア テキストではパスワードを送信しないでください。

参照

その他の技術情報

URL アクセス

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手