nscontrol displayargumentkey コマンド

更新 : 2005 年 12 月 5 日

インスタンスが引数の暗号化を使用する場合、配信チャネル引数およびイベント プロバイダ引数を暗号化するための SQL Server Notification Services キーの値を表示します。

構文

nscontrol displayargumentkey 
    [-nologo]
    [-help]
        –name instanceName

引数

• -nologo
  nscontrol コマンドを実行するときに、製品とバージョンについてのメッセージを表示しないようにします。

• -help
  コマンドの構文を表示します。

• -nameinstanceName
  引数の暗号化を使用する Notification Services インスタンスの名前を指定します。

解説

インスタンス構成ファイル (ICF) の EncryptArguments 要素を使用して引数の暗号化を構成します。EncryptArguments 値が true の場合、Notification Services は、配信チャネル引数とイベント プロバイダ引数の値を暗号化してからインスタンス データベースおよびアプリケーション データベースに格納します。

インスタンスを登録または作成するときは、最初にキー値を指定します。インスタンスの作成、更新、および登録を行う場合は、同じキー値を使用する必要があります。nscontrol displayargumentkey コマンドを実行すると、そのキーを表示できます。

nscontrol displayargumentkey コマンドはレジストリからキーの値を返します。

権限

nscontrol displayargumentkey の実行に使用するアカウントは、Windows の Administrators グループまたは Power Users グループのメンバであることが必要です。あるいは、インスタンスの実行に使用するアカウントと同じアカウントを使用する必要があります。アカウントには Notification Services バイナリ ファイルを実行するための権限も必要です。この権限は、Windows の Administrators グループおよび SQLServerNotificationServicesUser グループのメンバに与えられます。

例

次の例では、StockInstance インスタンスの引数のキーを表示します。

nscontrol displayargumentkey -name StockInstance

参照

関連項目

nscontrol ユーティリティ

その他の技術情報

EncryptArguments 要素 (ICF)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴