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カスタム コンポーネントのデバッグ

Notification Services にホストされるカスタム コンポーネントを呼び出すには、そのコンポーネントを呼び出す Notification Services アプリケーションをビルドして実行する必要があります。ホストされないイベント プロバイダは Notification Services エンジンでホストされていないため、この方法ではデバッグできません。

Notification Services が NS$instanceName Microsoft Windows サービスとして実行されている場合は、そのサービスを開始して、実行中のプロセスである NSService.exe にデバッガをアタッチすることができます。複数のインスタンスが実行されている場合は、実行中の NSService.exe プロセスも複数存在します。

別の方法として、Notification Services エンジンをコンソール アプリケーションとして実行し、Microsoft Visual Studio .NET でアプリケーション コンポーネントをデバッグすることもできます。これを行うには、次の手順を実行します。

  1. Visual Studio .NET で、カスタム コンポーネントが含まれているプロジェクトを右クリックし、[プロパティ] をクリックして [デバッグ] をクリックします。
  2. [開始動作] セクションで [外部プログラムの開始] をクリックし、NSService.exe の完全修飾パスを入力します。このファイルの既定の場所は、C:\Program Files\Microsoft SQL Server\90\NotificationServices\9.0.242\bin\ です。
  3. [開始オプション] セクションの [コマンド ライン引数] ボックスに、次のように入力します。
    *     instanceName*-a
    instanceName は、デバッグするインスタンスの名前です。NS$ プレフィックスは付けません。-a は、サービスをコンソール アプリケーションとして実行するように指定する引数です。たとえば、Tutorial インスタンスの場合は「Tutorial -a」と入力します。
  4. カスタム コンポーネント コード内の、デバッガを停止させる場所にブレークポイントを設定します。
  5. ソリューションを開始します。
  6. イベントがシステムで発生すると、アプリケーションの処理が開始されます。

参照

その他の技術情報

Notification Services のカスタム コンポーネントの開発

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手