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  • [アーティクル]

Forecasting 構造およびモデルの作成 (中級者向けデータ マイニング チュートリアル)

次に、データ マイニング ウィザードを使用して、先ほど作成したデータ ソース ビューに基づく新しいマイニング構造とマイニング モデルを作成します。この作業では、マイニング モデルで Microsoft タイム シリーズ アルゴリズムが使用されるように指定します。

予測マイニング構造を作成するには

  1. Business Intelligence Development Studio のソリューション エクスプローラで、[マイニング構造] を右クリックして [新しいマイニング構造] をクリックします。

  2. [データ マイニング ウィザードへようこそ] ページで [次へ] をクリックします。

  3. [定義方法の選択] ページで [既存のリレーショナル データベースまたはデータ ウェアハウスを使用する] が選択されていることを確認し、[次へ] をクリックします。

  4. [データ マイニング構造の作成] ページの [使用するデータ マイニング技法を指定してください] で [Microsoft タイム シリーズ] を選択し、[次へ] をクリックします。

  5. [データ ソース ビューの選択] ページの [使用できるデータ ソース ビュー] で [SalesByRegion] を選択します。

  6. [次へ] をクリックします。

  7. [テーブルの種類の指定] ページで、vTimeSeries テーブルの [ケース] 列のチェック ボックスをオンにして、[次へ] をクリックします。

  8. [トレーニング データの指定] ページで、ModelRegion 列および ReportingDate 列の [キー] 列のチェック ボックスをオンにします。

    ReportingDate は既定でオンになります。これは、データ ソース ビューを作成したときに、この列を論理主キーとして指定したためです。ModelRegion を 2 つ目のキーとして追加することで、このフィールドに表示されるモデルと領域の組み合わせごとに別々の時系列を作成するようにアルゴリズムに指示します。

  9. Quantity 列の [入力] 列および [予測可能] 列のチェック ボックスをオンにして、[次へ] をクリックします。

    [予測可能] をオンにすることで、この列のデータに基づいて予測を作成するように指定します。ただし、過去のデータに基づく予測にする必要があるため、列を入力として追加する必要もあります。

  10. [列のコンテンツおよびデータ型の指定] ページで、選択した内容を確認します。

    ModelRegion 列は Key 列として指定され、ReportingDate 列は自動的に Key Time 列として指定されます。キーの種類ごとにキーを 1 つだけ指定できます。

  11. [次へ] をクリックします。

  12. [ウィザードの完了] ページで、[マイニング構造名] に「Forecasting」と入力します。

    注意注

    時系列モデルでは、ドリルスルーを有効にするオプションは使用できません。

  13. [マイニング モデル名] に「Forecasting」と入力し、[完了] をクリックします。

    データ マイニング デザイナが開き、作成した Forecasting マイニング構造が表示されます。