データベースの概要 (SQL Server Compact)

Microsoft SQL Server Compact データベースは、デスクトップ コンピューター上に作成し、接続することができます。

SQL Server Compact データベースは、.sdf 拡張子のファイルに格納されます。このファイルにはデータベースの完全な内容が含まれ、ファイルの最大サイズは 4 GB です。SQL Server Compact では、Visual Studio 2010 Service Pack 1 およびその他のツールを使用し、デスクトップ コンピューターにあるデータベース ファイルにアクセスして変更を加えることができます。

デスクトップ コンピューター上にある既存のデータベースには、Visual Studio 2010 Service Pack 1 または Transact-SQL ステートメントを使用して接続できます。また、デスクトップ コンピュータから、データベースを作成および変更することもできます。その後、オブジェクト ツリーを使用して、そのデータベースの設計をツリー階層で表示できます。各ノードには、データベースを変更したり、データベースに関する情報を取得するためのショートカット メニューが用意されています。

SQL Server Compact データベースでは、次のような操作を実行できます。

  • テーブルと関連するデータの作成、削除、および編集

  • インデックスの作成、管理、および削除

  • 情報スキーマ ビューおよびデータ型の確認

SQL Server Compact データベースには、データ操作言語 (DML)、データ定義言語 (DDL)、関数などの Transact-SQL コマンドを使用できます。

また、ASP.NET Web アプリケーションでネイティブ API およびマネージ API を使用して、公開されているデータベースにアクセスすることもできます。

関連項目

概念

データベースについて (SQL Server Compact)

一般的なデータベース作業 (SQL Server Compact)

データベースの管理 (SQL Server Compact)

その他の技術情報

一般的なデータベース作業の実行 (SQL Server Compact)