XML 入力ファイル リファレンス (データベース エンジン チューニング アドバイザ)

データベース エンジン チューニング アドバイザでは、XML 入力ファイルを使用してデータベースをチューニングできます。この XML ファイルでは、チューニング セッションで使用するデータベース、テーブル、ワークロード ファイルまたはワークロード テーブル、およびチューニング オプションを指定します。このファイルを使用して、ユーザー指定の構成を指定し、"what-if" 分析を実行することもできます。

データベース エンジン チューニング アドバイザの XML 入力ファイルは、DTASchema.xsd スキーマに準拠している必要があります。このスキーマは、使用している SQL Server 2008 インスタンスのインストール ディレクトリにあります。

また、https://schemas.microsoft.com/sqlserver/ にもあります。このスキーマには、データベース エンジン チューニング アドバイザのチューニング セッションを定義するときに使用するすべての要素が記述されています。

データベース エンジン チューニング アドバイザの XML 入力ファイルには XML 要素の階層が含まれており、各要素には、チューニング セッションの設定を指定するテキスト、またはその他の要素が含まれています。データベース エンジン チューニング アドバイザの XML 入力ファイルは整形式 XML の標準に準拠する必要があるため、すべての要素名で大文字と小文字が区別されます。要素の大文字と小文字の記述は Pascal 形式にします。つまり、最初の文字を大文字で表記し、結合されている後に続く単語の最初の文字も大文字で表記します。

すべての要素の値は、XML の名前付け規則に準拠している必要があります。これらの規則の詳細については、MSDN ライブラリの「XML Textual Content」を参照してください。

このリファレンスは包括的なものではないことに注意してください。「XML 入力ファイルのサンプル (DTA)」で使用されている要素だけが含まれています。XML 入力を定義するために使用できるすべての要素の詳細については、データベース エンジン チューニング アドバイザの XML スキーマ DTASchema.xsd を参照してください。

DTAXML ルート要素