SQL Server Management Studio によるサーバー管理

Microsoft SQL Server Management Studio は、SQL Server 管理者のサーバー管理要件を満たすように設計された、優れた統合管理クライアントです。Management Studio では、オブジェクト エクスプローラを使用して管理タスクを実行します。オブジェクト エクスプローラでは、SQL Server ファミリのあらゆるサーバーに接続して、その内容をグラフィカルに表示できます。対象になるサーバーは、データベース エンジン、Analysis Services、Reporting Services、Integration Services、SQL Server 2005 Compact Edition のインスタンスです。

Management Studio のツール コンポーネントとしては、登録済みサーバー、オブジェクト エクスプローラ、ソリューション エクスプローラ、テンプレート エクスプローラ、[オブジェクト エクスプローラの詳細] ページ、ドキュメント ウィンドウがあります。ツールを表示するには、[表示] メニューでツール名をクリックします。クエリ エディタ ツールを表示するには、ツール バーの [新しいクエリ] ボタンをクリックします。

ms173793.note(ja-jp,SQL.90).gif重要 :
既定では、Management Studio と SQL Server 2005 の間のネットワーク通信は暗号化されません。暗号化接続を確立しない限り、Management Studio ではパスワードなどの機密データを処理しないでください。詳細については、「データベース エンジンへの暗号化接続を有効にする方法 (SQL Server 構成マネージャ)」を参照してください。

Management Studio を使用して以下の操作を実行できます。

  • サーバーの登録
  • データベース エンジン、SSAS、SSRS、SSIS、SQL Server 2005 Compact Edition のインスタンスへの接続
  • サーバー プロパティの設定
  • データベースや SSAS オブジェクト (キューブ、ディメンション、アセンブリなど) の管理
  • オブジェクト (データベース、テーブル、キューブ、データベース ユーザー、ログインなど) の作成
  • ファイルとファイル グループの管理
  • データベースのアタッチ/デタッチ
  • スクリプト ツールの起動
  • セキュリティの管理
  • システム ログの表示
  • 現在の利用状況の監視
  • レプリケーションの設定
  • フルテキスト インデックスの管理

SQL Server または SQL Server エージェントの開始と停止には、SQL Server 構成マネージャを使用します。

参照

その他の技術情報

SQL Server Management Studio の概要
サーバーのプロパティを表示する方法 (SQL Server Management Studio)
[オブジェクト エクスプローラの詳細] ページを表示する方法

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手