SQL Server Management Studio テンプレートの使用
テンプレートは、データベース内のオブジェクトを簡単に作成するための SQL スクリプトで構成されている、定型的なファイルです。SQL Server にはさまざまなテンプレートが用意されています。初めてテンプレート エクスプローラを開くと、テンプレートのコピーが Application Data\Microsoft\Microsoft SQL Server\100\Tools\Shell\Templates にあるユーザーの Documents and Settings フォルダに配置されています。テンプレートはソリューション、プロジェクト、および各種のコード エディタに対して使用できます。テンプレートは、データベース、テーブル、ビュー、インデックス、ストアド プロシージャ、トリガ、統計、関数などのオブジェクトを作成するために使用できます。さらに、拡張プロパティ、リンク サーバー、ログイン、ロール、ユーザーを作成してサーバーを管理するために役立つテンプレートや、Analysis Services や SQL Server Compact 3.5 SP2 のテンプレートもあります。
SQL Server Management Studio で提供されるテンプレート スクリプトにはパラメータを指定できるので、コードをカスタマイズできます。テンプレート パラメータは、<parameter_name, data_type, value> の形式で定義します。以下はパラメータの説明です。
parameter_name は、スクリプト内のパラメータの名前です。
data_type は、パラメータのデータ型です。
value は、スクリプト内でパラメータを実行するたびに置き換えて使用する値です。
スクリプトに値を挿入するには、[テンプレート パラメータの値の指定] ダイアログ ボックスを使用します。
頻繁に実行するタスクについては、カスタム テンプレートを作成します。カスタム スクリプトは、既存のフォルダに入れるか、新しいフォルダを作成して整理します。