SQL Server Management Studio の機能

SQL Server Management Studio には、SQL Server テクノロジおよびサーバーの全般的な管理とクエリを実行するための機能が用意されています。

SQL Server Management Studio の機能

SQL Server Management Studio には、以下のような全般的な機能が用意されています。

  • SQL Server のほとんどの管理タスクをサポートしています。

  • SQL Server データベース エンジンの管理と作成のための一元的な統合環境。

  • SQL Server データベース エンジン、Analysis Services、Reporting Services、Notification Services、SQL Server Compact 3.5 SP2 のオブジェクトを管理するための新しい管理ダイアログ。これらのダイアログでは、各種の操作をすぐに実行することも、コード エディターに送ることも、後から実行するためにスクリプト化することも可能です。

  • サイズ変更が可能な非モーダル ダイアログ。ダイアログを開いたまま複数のツールにアクセスできます。

  • 共通のスケジュール設定ダイアログ。管理ダイアログの操作を後で実行できます。

  • SQL Server Management Studio のサーバー登録を Management Studio 環境間でエクスポート/インポートできます。

  • SQL Server Profiler によって生成される XML プラン表示ファイルやデッドロック ファイルの保存や印刷を行えるので、それらのファイルを後で検討したり、分析のために管理者に送ることが可能です。

  • エラーと情報に関する新しいメッセージ ボックス。これにはさらに多くの情報が表示されるようになり、メッセージに関するコメントを Microsoft に送信することや、メッセージをクリップボードにコピーすること、サポート チームに電子メールの形でメッセージを簡単に送信することも可能です。

  • MSDN やオンライン ヘルプをすばやく参照するための統合 Web ブラウザー。

  • オンライン コミュニティとヘルプ システムの統合

  • SQL Server Management Studio のチュートリアルを行えば、多くの新しい機能をすぐに活用して生産性を向上させるのに役立ちます。チュートリアルを実行するには、「チュートリアル」を参照してください。

  • フィルター機能や自動更新機能が付いた新しい利用状況モニター。

  • 統合データベース電子メール インターフェイス。

注意

SQL Server Management Studio では SQL Server Compact 4.0 をサポートしていません。

新しいスクリプト機能

SQL Server Management Studio のコンポーネントであるコード エディターには、Transact-SQL、MDX、DMX、XML/A、および XML の各スクリプトを作成するための統合スクリプト エディターがそれぞれ組み込まれています。主な機能は、以下のとおりです。

  • ダイナミック ヘルプによって、作業中に関連情報をすばやく表示できます。

  • 豊富なテンプレートが用意されており、カスタム テンプレートも作成できます。

  • サーバーに接続しないでクエリやスクリプトの作成や編集を行えます。

  • SQLCMD のクエリやスクリプトがサポートされています。

  • XML 結果を表示するための新しいインターフェイスが用意されています。

  • ソリューションやスクリプト プロジェクトのための統合ソース管理によって、スクリプトのコピーを格納し、スクリプトの開発過程を管理できます。

  • Microsoft IntelliSense によって MDX ステートメントがサポートされています。

オブジェクト エクスプローラーの機能

SQL Server Management Studio のコンポーネントであるオブジェクト エクスプローラーは、あらゆる種類のサーバー内のオブジェクトを表示して管理するための統合ツールです。主な機能は、以下のとおりです。

  • 名前、スキーマ、日付の全体または一部に基づくフィルターを適用できます。

  • オブジェクトの非同期設定が可能であり、メタデータに基づくフィルターをオブジェクトに適用することもできます。

  • 管理作業のためにレプリケーション サーバー上の SQL Server エージェントにアクセスできます。

詳細については、「オブジェクト エクスプローラの使用」を参照してください。

関連項目

その他の技術情報