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SQL Server エージェントを使用した管理タスクのスケジュール設定

Microsoft SQL Server Management Studio では、SQL Server エージェントを使用した設定スケジュールに基づいて実行されるように SQL Server Analysis Services 管理タスクをスケジュールできます。SQL Server エージェントをスケジュール設定に使用することで、管理タスクをいつ、どのような順序で行うかを指定できます。

定期タスクの使用

定期タスクを使用すると、一定の周期または指定した周期で実行するプロセスを自動化できます。キューブ処理などの管理タスクは、ビジネス活動が盛んでない時間帯に実行されるようにスケジュールできます。また、SQL Server エージェント ジョブでジョブ ステップを作成することにより、タスクの実行順序を指定できます。たとえば、キューブを処理した後でバックアップを実行できます。

ジョブ ステップを使用すると、実行フローを制御できます。あるジョブが失敗した場合に、残りのタスクを引き続き実行するか、実行を停止するように、SQL Server エージェントを構成できます。また SQL Server エージェントを、ジョブ実行の成否についての通知を送信するように構成することもできます。詳細については、「管理タスクの自動化 (SQL Server エージェント)」を参照してください。

定期タスクの設定

Analysis Services の定期タスクは、SQL Server エージェント ジョブに組み込まれる XMLA スクリプトです。このジョブは、指定した時刻と頻度で実行されるようにスケジュールされます。SQL Server エージェントは SQL Server の一部なので、管理タスクの作成およびスケジュール設定には、データベース エンジンおよび Analysis Services を使用します。SQL Server エージェントの詳細については、「SQL Server エージェント」を参照してください。