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ディメンションへのカスタム集計の追加

カスタム集計拡張機能をキューブまたはディメンションに追加して、ディメンション メンバに関連付けられている既定の集計を、別の単項演算子に置き換えます。この拡張機能では、親子階層内のメンバのロールアップを定義する単項演算子列がディメンション テーブルに指定されます。単項演算子は、親子階層内の親属性に適用されます。

ms174816.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
カスタム集計は、既存のデータ ソースを基にしたディメンションにのみ使用できます。データ ソースを使用せずに作成されたディメンションに対しては、スキーマ生成ウィザードを実行し、データ ソース ビューを作成してからカスタム集計を追加する必要があります。

カスタム集計を追加するには、ビジネス インテリジェンス ウィザードを使用して、[拡張機能の選択] ページで [単項演算子の指定] オプションを選択します。次に、このウィザードでは、カスタム集計の適用先のディメンションを選択し、カスタム集計を識別する手順を示します。

ms174816.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
ビジネス インテリジェンス ウィザードを実行してカスタム集計を追加する前に、拡張するディメンションに親子属性階層が含まれていることを確認してください。詳細については、「親子階層の定義」を参照してください。

ディメンションの選択

ウィザードの最初の [単項演算子の指定] ページで、カスタム集計の適用先のディメンションを指定します。この選択したディメンションに追加されるカスタム集計が、ディメンションへの変更内容になります。これらの変更は、選択したディメンションを含むすべてのキューブによって継承されます。

カスタム集計 (単項演算子) の追加

[単項演算子の指定] の次のページで、カスタム集計の親属性と、単項演算子のディメンション テーブル内の基になる列を指定します。[親属性] には、Usage プロパティが Parent に設定されている属性が一覧表示されます。複数の親属性が存在する場合は、使用する親子リレーションシップに対応する親属性を選択します。親属性が一覧に含まれていない場合、ディメンションには有効な親子階層が存在していません。

[基になる列] で、単項演算子を含む文字列の列を選択します (この選択によって、親属性の UnaryOperatorColumn プロパティが設定されます)。ディメンション テーブルには、単項ロールアップ演算子を指定する文字列の列も必要です。この列の文字列値には、有効な集計演算子が含まれている必要があります。行が空の場合は、対応するメンバが普通に計算されます。列の式が有効でない場合は、そのメンバを使用するセル値が取得されたときにランタイム エラーが発生します。詳細については、「単項演算子の使用」を参照してください。