利用状況モニタを開く方法 (SQL Server Management Studio)

利用状況モニタを使用すると、SQL Server プロセスおよびこれらのプロセスが現在の SQL Server インスタンスに与える影響に関する情報を取得できます。

[利用状況モニタ] ページには次のセクションがあります。

  • [概要] - プロセッサ時間のパーセンテージ、待機中のタスクの数、データベース I/O (メガバイト/秒) およびバッチ要求 (数/秒) がグラフィカルに表示されます。

  • [アクティブなユーザー タスク] - SQL Server データベース エンジンへのアクティブなユーザー接続に関する情報が表示されます。

  • [リソースの待機] - 待機状態に関する情報が表示されます。

  • [データ ファイル I/O] - データベースのデータ ファイルおよびログ ファイルの I/O に関する情報が表示されます。

  • [最新のコストの高いクエリ] - 最も負荷の高いクエリに関する情報が表示されます。

SQL Server 2005 および SQL Server 2008 で利用状況モニタを表示するには、VIEW SERVER STATE 権限が必要です。

SQL Server 2000 サーバーで利用状況モニタを表示するには、master データベースの sysprocesses テーブルおよび syslocks テーブルに対する SELECT 権限が必要です。既定では、これらのテーブルを表示する権限は、public データベース ロールに与えられます。

プロセスを強制終了するには、sysadmin 固定サーバー ロールまたは processadmin 固定サーバー ロールのメンバである必要があります。

SQL Server Management Studio で利用状況モニタを開くには

  1. SQL Server Management Studio の [標準] ツール バーで [利用状況モニタ] をクリックします。

  2. [サーバーへの接続] ダイアログ ボックスで、サーバー名と認証モードを選択して [接続] をクリックします。

また、Ctrl キーと Alt キーを押しながら A キーを押すと、いつでも利用状況モニタを表示できます。

オブジェクト エクスプローラで利用状況モニタを開くには

  • オブジェクト エクスプローラでインスタンスの名前を右クリックし、[利用状況モニタ] をクリックします。

SQL Server Management Studio を開くときに利用状況モニタを開くには

  1. [ツール] メニューの [オプション] をクリックします。

  2. [オプション] ダイアログ ボックスで [環境] を展開し、[全般] をクリックします。

  3. [スタートアップ時] ボックスで [オブジェクト エクスプローラと利用状況モニタを開く] をクリックします。

  4. 変更を有効にするには、SQL Server Management Studio を閉じて再度開きます。