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ディメンションの属性に対するカスタム メンバ式の設定

キューブまたはディメンションにカスタム メンバ式の拡張機能を追加して、多次元式 (MDX) の式の結果を持つディメンション メンバに関連付けられている既定の集計を置換します (この拡張機能により、ディメンションの指定した属性で CustomRollupColumn プロパティが設定されます)。

ms175671.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
カスタム メンバ式は、既存のデータ ソースを基にしたディメンションのみに使用できます。データ ソースを使用せずに作成されたディメンションに対しては、スキーマ生成ウィザードを実行し、データ ソース ビューを作成してからカスタム メンバ式を追加する必要があります。

カスタム メンバ式を追加するには、ビジネス インテリジェンス ウィザードを使用して、[拡張機能の選択] ページで [カスタム メンバ式の作成] オプションを選択します。このウィザードでは、カスタム メンバ式の適用先となるディメンションを選択し、カスタム メンバ式を有効にする手順が示されます。

ディメンションの選択

ウィザードの最初の [カスタム メンバ式の作成] ページで、カスタム メンバ式の適用先となるディメンションを指定します。この選択したディメンションに追加されるカスタム メンバ式の拡張機能が、ディメンションへの変更内容になります。これらの変更は、選択したディメンションを含むすべてのキューブによって継承されます。

カスタム メンバ式の有効化

[カスタム メンバ式の作成] の 2 ページ目で、カスタム メンバ式が含まれている基になる列を、ディメンションの 1 つまたは複数の属性に関連付けます。[属性] 列で、カスタム メンバ式の列に関連付ける属性の横のチェック ボックスをオンにします。各属性を選択すると、ウィザードに [列の選択] ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスで、式が含まれているディメンション テーブルの列をクリックします。[列の選択] ダイアログ ボックスを閉じた後で選択を変更する場合は、変更する [基になる列] セルをクリックし、省略記号 ([...]) をクリックして [列の選択] ダイアログ ボックスを再び開きます。

参照

概念

ビジネス インテリジェンス ウィザードを使用したディメンションの拡張

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手