データベース照合順序の設定および変更

新しいデータベースを作成するときは、次のいずれかを使用して照合順序を指定できます。

  • CREATE DATABASE ステートメントの COLLATE 句

  • SQL Server Management Studio.

  • SQL Server 管理オブジェクト (SMO) の Database.Collation プロパティ

照合順序を指定しない場合、サーバーの照合順序が使用されます。

注意

Unicode 専用の Windows 照合順序は、COLLATE 句で nchar、nvarchar、および ntext の各データ型を列レベルおよび式レベルのデータに適用する場合にのみ使用できます。COLLATE 句でデータベースまたはサーバー インスタンスの照合順序を変更するために使用することはできません。

ユーザー データベースに作成する新しいオブジェクトの照合順序は、ALTER DATABASE ステートメントの COLLATE 句を使用して変更できます。このステートメントを実行しても、既存のユーザー定義テーブルの列の照合順序は変わりません。ALTER TABLE の COLLATE 句で変更することができます。

データベースの照合順序を変更すると、次の変更が行われます。

  • データベースの既定の照合順序。新しい既定の照合順序は、データベースにそれ以降作成するすべての列、ユーザー定義データ型、変数、およびパラメータに適用されます。また、データベースで定義されたオブジェクトに対する SQL ステートメントで指定されたオブジェクト識別子を解決する場合にも使用されます。

  • システム テーブル内の char 型、varchar 型、text 型、nchar 型、nvarchar 型、または ntext 型の列はすべて、新しい照合順序に変更されます。

  • ストアド プロージャおよびユーザー定義関数で使用されている char 型、varchar 型、text 型、nchar 型、nvarchar 型、または ntext 型の既存のパラメータおよびスカラ値の戻り値はすべて、新しい照合順序に変更されます。

  • char 型、varchar 型、text 型、nchar 型、nvarchar 型、または ntext 型のシステム データ型およびこれらを基にしたユーザー定義データ型はすべて、新しい既定の照合順序に変更されます。