sp_helpconstraint (Transact-SQL)

適用対象: SQL ServerAzure SQL Managed Instance

すべての制約の種類、ユーザー定義またはシステム指定の名前、定義されている列、および制約を定義する式の一覧を返します (DEFAULT 制約と CHECK 制約の場合のみ)。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

  
sp_helpconstraint [ @objname = ] 'table'   
     [ , [ @nomsg = ] 'no_message' ]   

引数

[ @objname = ] 'table' 制約情報が返されるテーブルです。 指定したテーブルは現在のデータベースに対してローカルである必要があります。 tablenvarchar(776)で、既定値はありません。

[ @nomsg = ] 'no_message' テーブル名を出力する省略可能なパラメーターです。 no_messagevarchar(5)で、既定値は msg ですnomsg は 印刷を抑制します。

リターン コードの値

0 (成功) または 1 (失敗)

結果セット

sp_helpconstraint 主キーに参加している場合は、降順のインデックス付き列が表示されます。 降順のインデックス付き列は、名前の後にマイナス記号 (-) を付けて結果セットに一覧表示されます。 既定の昇順のインデックス付き列は、その名前だけで一覧表示されます。

解説

テーブルsp_help実行すると、指定したテーブルに関するすべての情報が報告されます。 制約情報のみを表示するには、sp_helpconstraintを使用 します

アクセス許可

ロール public のメンバーシップが必要です。

この例では、Product テーブルの制約をすべて表示します。

USE AdventureWorks2022;  
GO  
EXEC sp_helpconstraint 'Production.Product';  

参照

データベース エンジン ストアド プロシージャ (Transact-SQL)
ALTER TABLE (Transact-SQL)
CREATE TABLE (Transact-SQL)
sp_help (Transact-SQL)
システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)
sys.key_constraints (Transact-SQL)
sys.check_constraints (Transact-SQL)
sys.default_constraints (Transact-SQL)