DBCC HELP (Transact-SQL)

  • [アーティクル]

適用対象:SQL ServerAzure SQL Managed Instance

指定された DBCC コマンドに関する構文情報を返します。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

DBCC HELP ( 'dbcc_statement' | @dbcc_statement_var | '?' )
[ WITH NO_INFOMSGS ]

Note

SQL Server 2014 以前の Transact-SQL 構文を確認するには、以前のバージョンのドキュメントを参照してください。

引数

"dbcc_statement" | "@dbcc_statement_var"

構文情報を取得する DBCC コマンドの名前。 DBCC コマンドの "DBCC" より後の部分のみを指定します (たとえば、DBCC CHECKDB ではなく CHECKDB と指定します)。

'?'

ヘルプ情報を取得できるすべての DBCC コマンドを返します。

WITH NO_INFOMSGS

重大度レベル 0 から 10 のすべての情報メッセージを表示しないようにします。

結果セット

DBCC HELP によって、指定された DBCC コマンドの構文を示す結果セットが返されます。

アクセス許可

sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーシップが必要です。

例

A. DBCC HELP と変数を使用する

次の例では、DBCC CHECKDB に関する構文情報が返されます。

DECLARE @dbcc_stmt sysname;
SET @dbcc_stmt = 'CHECKDB';
DBCC HELP (@dbcc_stmt);
GO

B. DBCC HELP で '?' オプションを使用する

次の例では、ヘルプ情報を取得できるすべての DBCC ステートメントが返されます。

DBCC HELP ('?');
GO

関連項目