[接続プロパティ] ダイアログ ボックス

このダイアログ ボックスを使用すると、現在の接続プロパティを表示できます。このダイアログ ボックスは、オブジェクト エクスプローラの各種のダイアログ ボックスで [接続のプロパティを表示します] をクリックすると表示されます。このページに表示されるプロパティは読み取り専用です。

[データベース] などのプロパティを変更するには、オブジェクト エクスプローラを使用して目的のデータベースに接続してから、[接続プロパティ] ダイアログ ボックスを開きます。

[認証]

現在の接続の認証プロパティを表示します。認証プロパティとは、接続が確立されたときのログインと認証方法です。認証プロパティを変更するには、Microsoft SQL Server との接続をいったん解除した後、適切な接続オプションを使用してオブジェクト エクスプローラを再びサーバーに接続します。

  • [認証方法]
    現在の接続に使用された認証方法。

  • [ユーザー名]
    接続認証に使用されたログインのユーザーの名前。

[接続] カテゴリ

現在の接続の接続プロパティを表示します。ほとんどの接続プロパティは、接続プロセス中に [サーバーへの接続] ダイアログ ボックスの [接続プロパティ] タブで選択されます。

  • [データベース]
    現在接続されているデータベースの名前。この値を変更するには、SQL エディタ ツール バーを使用します。

  • [SPID]
    サーバーから接続に割り当てられているシステム プロセス ID。この接続に対してこの値を変更することはできません。

  • [ネットワーク プロトコル]
    SQL Server Management Studio 接続のネットワーク プロトコル。この値を変更するには、適切な接続プロパティを使用して接続し直します。

  • [ネットワーク パケット サイズ]
    サーバーとの通信に使用されるパケット サイズ。この値を変更するには、適切な接続プロパティを使用して接続し直します。

  • [接続タイムアウト]
    SQL Server への接続を待つ秒数。この時間が経過すると、タイムアウトが発生し、接続失敗エラーがユーザーに返されます。この値を変更するには、適切な接続プロパティを使用して接続し直します。

  • [実行タイムアウト]
    サーバー上でタスクの実行が完了するまで待つ秒数。この値を変更するには、適切な接続プロパティを使用して接続し直します。

  • [暗号化]
    現在の接続が暗号化されるかどうかを示します。この値を変更するには、適切な接続プロパティを使用して接続し直します。

[製品] カテゴリ

現在の接続の製品プロパティを表示します。これらのプロパティは、サーバー製品、バージョン、インスタンス名、および照合順序を記述します。これらのプロパティは、SQL Server のインストール時に設定します。

  • [製品名]
    SQL Server の製品名。

  • [製品バージョン]
    SQL Server の製品バージョン。

  • [サーバー名]
    SQL Server を実行しているコンピュータの名前。

  • [インスタンス名]
    サーバーのインスタンス名。既定のインスタンスは空白です。

  • [言語]
    SQL Server 製品の言語バージョン。

  • [照合順序]
    サーバーの照合順序。

[サーバー環境] カテゴリ

サーバーのハードウェアおよびオペレーティング システムに関係する、現在の接続のサーバー環境プロパティを表示します。これらのプロパティは、SQL Server では構成できません。

  • [コンピュータ名]
    SQL Server を実行しているサーバー コンピュータの名前。

  • [プラットフォーム]
    サーバーのオペレーティング システム名、メーカー名、および CPU ファミリ。

  • [オペレーティング システム]
    サーバーにインストールされている Microsoft Windows バージョン。

  • [プロセッサ]
    サーバーに搭載されているプロセッサの数。

  • [オペレーティング システムのメモリ]
    サーバーに搭載されている物理メモリの合計 (MB 単位)。