sp_helpremotelogin (Transact-SQL)

ローカルサーバーで定義されている、特定のリモートサーバーまたはすべてのリモートサーバーのリモートログインに関する情報をレポートします。

注
この機能は、Microsoft SQL Server の次のバージョンで削除されます。新規の開発作業ではこの機能を使用しないようにし、現在この機能を使用しているアプリケーションはできるだけ早く修正してください。代わりに、リンクサーバーとリンクサーバーストアドプロシージャを使用してください。

構文

sp_helpremotelogin [ [ @remoteserver = ] 'remoteserver' ] 
     [ , [ @remotename = ] 'remote_name' ]

[ @remoteserver = ] 'remoteserver'
リモートログイン情報を返すリモートサーバーを指定します。remoteserver のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。remoteserver を指定しない場合は、ローカルサーバーで定義されているすべてのリモートサーバーに関する情報が返されます。
[ @remotename = ] 'remote_name'
リモートサーバー上の特定のリモートログインを指定します。remote_name のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。remote_name を指定しない場合は、remoteserver に定義されているすべてのリモートユーザーに関する情報が返されます。

0 (成功) または 1 (失敗)

列名	データ型	説明
server	sysname	ローカルサーバーで定義されているリモートサーバーの名前。
local_user_name	sysname	サーバーのリモートログインがマップされているローカルサーバー上のログイン。
remote_user_name	sysname	local_user_name にマップされているリモートサーバー上のログイン。
options	sysname	Trusted = リモートサーバーからローカルサーバーに接続するとき、リモートログインはパスワードを指定する必要はありません。 Untrusted (または空) = リモートサーバーからローカルサーバーに接続するとき、リモートログインはパスワードを指定する必要があります。

ローカルサーバーで定義されているリモートサーバーの名前を表示するには、sp_helpserver を使用します。

権限は確認されません。

次の例では、リモートサーバー Accounts 上のすべてのリモートユーザーに関する情報を表示します。

EXEC sp_helpremotelogin 'Accounts'

次の例では、ローカルサーバーで認識されているすべてのリモートサーバー上のリモートユーザーに関する情報を表示します。

EXEC sp_helpremotelogin