データベース メールのログ記録と監査

データベース メールは、データベース管理者がデータベース メールを容易に監視し、問題を迅速に特定して修正できるようにデザインされています。このトピックでは、データベース メールに用意されているログ記録と監査について説明します。

msdb データベースのテーブルには、データベース メール外部プログラムからの情報が記録されます。データベース メール ビュー (Transact-SQL) では、これらのテーブルをトラブルシューティングの目的で公開しています。たとえば、Service Broker によって外部プログラムをアクティブにできない場合、外部プログラムでネットワーク エラーが発生した場合、簡易メール転送プロトコル (SMTP) サーバーで電子メール メッセージが拒否された場合などに、エラーが sysmail_event_log (Transact-SQL) に書き込まれます。外部プログラムが msdb テーブルにログを記録できない場合は、Windows アプリケーション イベント ログにエラーが記録されます。

msdb データベースの内部テーブルには、データベース メールから送信された電子メール メッセージと添付ファイルが各メッセージの現在の状態と共に格納されます。メッセージが処理されるたびに、データベース メールによってこれらのテーブルが更新されます。各電子メール メッセージの配信状態を確認するには、sysmail_allitems、sysmail_sentitems、sysmail_unsentitems、および sysmail_faileditems の各ビューを照会してください。

sysmail_mailattachments ビューには、データベース メールの添付ファイルが格納されます。