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SQL Server:Database Mirroring オブジェクト

SQLServer:Database Mirroring パフォーマンス オブジェクトには、SQL Server のデータベース ミラーリングに関する情報を報告するパフォーマンス カウンタが含まれています。次の表は、このオブジェクトに含まれているカウンタの一覧です。

次の表は、このオブジェクトに含まれているカウンタの一覧です。

名前

説明

Bytes Received/sec

1 秒間に受信されたバイト数。

Bytes Sent/sec

1 秒間に送信されたバイト数。

Log Bytes Received/sec

1 秒間に受信されたログのバイト数。

Log Bytes Redone from Cache/sec

最後の 1 秒間にミラーリング ログ キャッシュから取得された再実行ログ バイト数。

このカウンタは、ミラー サーバーのみで使用されます。プリンシパル サーバーでは、値は常に 0 です。

Log Bytes Sent from Cache/sec

最後の 1 秒間にミラーリング ログ キャッシュから取得された送信ログ バイト数。

このカウンタは、プリンシパル サーバーのみで使用されます。ミラー サーバーでは、値は常に 0 です。

Log Bytes Sent/sec

1 秒間に送信されたログのバイト数。

Log Compressed Bytes Rcvd/sec

最後の 1 秒間に受信したログの圧縮バイト数。

Log Compressed Bytes Sent/sec

最後の 1 秒間に送信したログの圧縮バイト数。

Log Harden Time (ms)

最後の 1 秒間にディスクへのログ ブロックの書き込みを待機したミリ秒数。

Log Remaining for Undo KB

フェールオーバー後に新しいミラー サーバーによって引き続きスキャンされるログの合計 KB 数。

このカウンタは、元に戻すフェーズの間、ミラー サーバーのみで使用されます。元に戻すフェーズが完了すると、カウンタは 0 にリセットされます。プリンシパル サーバーでは、値は常に 0 です。

Log Scanned for Undo KB

フェールオーバー以降に新しいミラー サーバーによってスキャンされたログの合計 KB 数。

このカウンタは、元に戻すフェーズの間、ミラー サーバーのみで使用されます。元に戻すフェーズが完了すると、カウンタは 0 にリセットされます。プリンシパル サーバーでは、値は常に 0 です。

Log Send Flow Control Time (ms)

最後の 1 秒間にログ ストリーム メッセージが送信フロー制御を待機したミリ秒数。

ミラーリング パートナーへのログ データとメタデータの送信は、データベース ミラーリングにおける最もデータが集中する操作で、データベース ミラーリングおよび Service Broker の送信バッファを占有する可能性があります。このカウンタを使用すると、データベース ミラーリング セッションによる送信バッファの使用を監視できます。

Log Send Queue KB

ミラー サーバーにまだ送信されていないログの合計 KB 数。

Mirrored Write Transactions/sec

最後の 1 秒間に、ミラー化されたデータベースに書き込んだトランザクションのうち、コミットするためにログがミラーに送信されるのを待機したトランザクションの数。

このカウンタは、プリンシパル サーバーがミラー サーバーにログ レコードをアクティブに送信しているときだけ増加します。

Pages Sent/sec

1 秒間に送信されたページ数。

Receives/sec

1 秒間に受信されたミラーリング メッセージの数。

Redo Bytes/sec

ミラー データベースで 1 秒間にロールフォワードされたログのバイト数。

Redo Queue KB

再実行用として書き込まれたログのうち、ロールフォワードするためにまだミラー データベースに適用されていないログの合計 KB 数。このログは、ミラー サーバーからプリンシパル サーバーに送信されます。

Send/Receive Ack Time

最後の 1 秒間にメッセージがパートナーからの受信確認を待機したミリ秒数。

このカウンタは、不明なフェールオーバー、多数の送信キュー、トランザクションの長い遅延など、ネットワークのボトルネックによって発生する可能性のある問題のトラブルシューティングに役立ちます。そのような場合、このカウンタの値を分析することで、問題の原因となっているのがネットワークかどうかを判断できます。

Sends/sec

1 秒間に送信されたミラーリング メッセージの数。

Transaction Delay

終了していないコミットの確認を待機中に生じた遅延。

注意

各パートナーでは、一部のカウンタの値が 0 を示します。値が 0 になるカウンタは、パートナーが現在担っている役割によって異なります。

説明

パフォーマンス カウンタを使用して、データベース ミラーリングのパフォーマンスを監視できます。たとえば、データベース ミラーリングがプリンシパル サーバーのパフォーマンスに影響を及ぼしているかどうかを確認するには、Transaction Delay カウンタを調べることができます。また、ミラー データベースとプリンシパル データベース間の遅延時間がいかに少ないかを確認するには、Redo Queue カウンタと Log Send Queue カウンタを調べることができます。1 秒間に送信されたログの量を監視する場合は、Log Bytes Sent/sec カウンタを調べることができます。