OPTION 句 (Transact-SQL)

クエリ全体で、指定のクエリ ヒントを使用する必要があることを指定します。複数のクエリ ヒントを使用できますが、各クエリ ヒントを指定できるのは 1 回だけです。OPTION 句はステートメントで 1 回だけ指定できます。

この句は SELECT、DELETE、UPDATE、および MERGE ステートメントで指定できます。

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

[ OPTION ( <query_hint> [ ,...n ] ) ] 

引数

  • query_hint
    データベース エンジンのステートメント処理をカスタマイズするためのオプティマイザー ヒントを示すキーワードです。詳細については、「クエリ ヒント (Transact-SQL)」を参照してください。

使用例

次の例では、GROUP BY 句と共に OPTION (GROUP) 句を使用する方法を示します。

USE AdventureWorks2012;
GO
SELECT ProductID, OrderQty, SUM(LineTotal) AS Total
FROM Sales.SalesOrderDetail
WHERE UnitPrice < $5.00
GROUP BY ProductID, OrderQty
ORDER BY ProductID, OrderQty
OPTION (HASH GROUP, FAST 10);
GO

関連項目

参照

ヒント (Transact-SQL)

SELECT (Transact-SQL)

UPDATE (Transact-SQL)

MERGE (Transact-SQL)

DELETE (Transact-SQL)