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セキュリティ保護可能なリソース

セキュリティ保護可能なリソースは、SQL Server データベース エンジンの承認システムによりアクセスが制限されたリソースです。 たとえば、テーブルはセキュリティ保護可能です。 セキュリティ保護可能なリソースの中には他のセキュリティ保護可能なリソースに含まれているものがあります。これらは "スコープ" と呼ばれ、それ自体をセキュリティで保護できる入れ子構造の階層を形成しています。 セキュリティ保護可能なスコープは、サーバーデータベース、およびスキーマです。

セキュリティ保護可能なスコープ : サーバー

サーバー セキュリティ保護可能なスコープには、次のセキュリティ保護可能なリソースが含まれています。

  • エンドポイント

  • ログイン

  • サーバー ロール

  • データベース

セキュリティ保護可能なスコープ : データベース

データベース セキュリティ保護可能なスコープには、次のセキュリティ保護可能なリソースが含まれています。

  • ユーザー

  • データベース ロール

  • アプリケーション ロール

  • アセンブリ

  • メッセージ型

  • ルート

  • サービス

  • リモート サービス バインド

  • フルテキスト カタログ

  • 証明書

  • 非対称キー

  • 対称キー

  • コントラクト

  • スキーマ

セキュリティ保護可能なスコープ : スキーマ

スキーマ セキュリティ保護可能なスコープには、次のセキュリティ保護可能なリソースが含まれています。

  • XML スキーマ コレクション

  • オブジェクト – オブジェクト クラスのメンバーは次のとおりです。

    • 集計

    • 関数

    • プロシージャ

    • キュー

    • シノニム

    • テーブル

    • ビュー

セキュリティ保護可能なものへのアクセスの制御

セキュリティ保護可能なものに対する権限を受け取るエンティティは、プリンシパルと呼ばれます。 最も一般的なプリンシパルは、ログインとデータベース ユーザーです。 セキュリティ保護可能なものへのアクセスは、権限を許可または拒否することや、アクセスが可能なロールにログインおよびユーザーを追加することによって制御されます。 権限の制御については、「GRANT (Transact-SQL)」、「REVOKE (Transact-SQL)」、「DENY (Transact-SQL)」、「sp_addrolemember (Transact-SQL)」、および「sp_droprolemember (Transact-SQL)」を参照してください。

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