DML トリガの変更と名前の変更

DML トリガの定義を変更する必要がある場合は、トリガを削除してから作成し直すか、または既存のトリガの再定義を行います。

DML トリガで参照されるオブジェクトの名前を変更する際には、新しい名前を反映するようにトリガを変更する必要があります。したがって、オブジェクトの名前を変更する前に、まずオブジェクトの依存関係を表示して、オブジェクト名の変更により影響を受けるトリガがあるかどうかを確認してください。

トリガの名前も変更できます。新しい名前は識別子のルールに従う必要があります。トリガの名前を変更できるのは、トリガの所有者だけですが、データベース所有者であれば、どのユーザーが所有しているトリガの名前も変更できます。名前を変更するトリガは現在のデータベースにあることが必要です。

DML トリガは、定義が暗号化されるように変更することもできます。

トリガを変更するには

• ALTER TRIGGER (Transact-SQL)

トリガの名前を変更するには

• sp_rename (Transact-SQL)

注
トリガの名前を変更しても、トリガの定義のテキスト内でのトリガ名は変更されません。定義内のトリガ名を変更するには、トリガを直接変更する必要があります。

トリガの依存関係を参照するには

• sys.sql_expression_dependencies (Transact-SQL)

• sys.dm_sql_referenced_entities (Transact-SQL)

• sys.dm_sql_referencing_entities (Transact-SQL)