ネイティブ XML Web サービスのパフォーマンス カウンタ

この機能は、将来のバージョンの Microsoft SQL Server では削除される予定です。新しい開発作業では、この機能の使用を避け、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正するようにしてください。

SQL Server: General Statistics パフォーマンス オブジェクトの SQL Server パフォーマンス カウンタに、次のパフォーマンス カウンタが追加されました。

名前

説明

HTTP Authenticated Requests

秒単位で開始された認証済み HTTP 要求の数

サーバーによって 1 秒あたりに処理される、認証済み HTTP 要求ごとに増加します。要求の処理中に受信した要求はカウントされません。カウントは毎秒リセットされます。これには、統合ダイジェスト認証または統合基本認証での要求も含まれます。

SOAP Batch SQL Requests

1 秒間に開始された SOAP アドホック バッチ要求の数

サーバーによって処理されるアドホック バッチを表す HTTP 要求ごとに増加します。要求の処理中に受信した要求はカウントされません。カウントは毎秒リセットされます。

SOAP Method Invocations

1 秒間に開始された SOAP メソッドの呼び出し数

サーバーによって処理されるメソッドの呼び出しを表す HTTP 要求ごとに増加します。要求の処理中に受信した要求はカウントされません。カウントは毎秒リセットされます。

SOAP WSDL Requests

1 秒間に開始された SOAP Web サービス記述言語の要求の数

サーバーによって処理される WSDL の要求を表す HTTP 要求ごとに増加します。要求の処理中に受信した要求はカウントされません。カウントは毎秒リセットされます。

SOAP Requests Executing

特定の時間にサーバーで現在処理中の SOAP 要求の数

SOAP 要求の実行が開始されるたびに増加し、要求が完了するたびに減少します。

SOAP Requests Failed

エラー状態 (SOAP エラー) の原因となる SOAP 要求の 1 秒あたりの数

SOAP エラーを生成する SOAP 要求ごとに増加します。カウントは毎秒リセットされます。

SOAP Requests Succeeded

1 秒間に正常に実行された SOAP 要求の数

正常に実行された SOAP 要求ごとに増加します。カウントは毎秒リセットされます。

また、ネイティブ XML Web サービス要求は、Logins/sec、Logouts/sec、および User Connections の 3 つの既存のカウンタにも影響します。各 HTTP/SOAP 要求は、1 回のログインおよび 1 回のログアウトに相当します。要求の長さも User Connections を増加する要因になります。

パフォーマンス カウンタを追加するには

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックして、「perfmon」と入力します。

  2. カウンタを追加するには、右側のペインで右クリックするか、ツール バーのプラス (+) ボタンをクリックします。

  3. [カウンタの追加] ダイアログ ボックスで、[パフォーマンス オブジェクト] ボックスの一覧から [SQLServer.GeneralStatistics] を選択します。

  4. [追加] をクリックすると、そのパフォーマンスを監視できるようになります。

関連項目

参照