比較検索条件

Microsoft SQL Server では次の比較演算子が使用されます。

演算子

意味

=

等しい

>

より大きい

<

より小さい

>=

以上

<=

以下

< >

等しくない (ISO 互換)

!>

より大きくない

!<

より小さくない

!=

等しくない

比較演算子は、2 つの式の間に指定します。たとえば、表示価格が 50 ドルを超える製品名だけを取得するには、次のように指定します。

SELECT Name
FROM AdventureWorks2008R2.Production.Product
WHERE ListPrice > $50.00;

文字列データを比較する場合、文字の論理シーケンスは文字データの照合順序によって定義されます。<、> などの比較演算子の結果は、照合順序で定義されている文字シーケンスによって決定されます。同等の SQL 照合順序でも、Unicode データと Unicode 以外のデータでは並べ替えの動作が異なる場合があります。詳細については、「照合順序の使用」を参照してください。

比較では後続の空白は無視されます。たとえば、以下はすべて同じです。

WHERE LastName = 'White'
WHERE LastName = 'White '
WHERE LastName = 'White' + SPACE(1)

NOT を使用すると、式の結果が反転されます。たとえば、次のクエリでは、表示価格が 50 ドル以上の製品をすべて取得します。これは、表示価格が 50 ドル未満ではない製品すべてを取得するのと論理的に同じです。

SELECT ProductID, Name, ListPrice
FROM AdventureWorks2008R2.Production.Product
WHERE NOT ListPrice < $50
ORDER BY ProductID;